小林選手は18歳ながら北京五輪期待の星。4月から豊田自動織機の社員になりましたが会社の国内留学制度を利用し、練習拠点の神戸から岡山大学に通いながら競技をします。会見では「学業との両立は大丈夫?」という質問が出ましたが、ご本人はキリッとした表情で「高校3年間も悔いなく両立させてきたので、それを継続していければ大丈夫です!」ときっぱり。トップアスリートはどうしても競技だけに偏りがちで、現役を終えると社会人として苦労するケースも多いと聞きます。様々なことに向上心を持って取り組もうとしている小林選手はこれまで日本にはいなかったタイプかもしれません。世界の大舞台で颯爽とトラックを駆け抜ける彼女の姿を早く見てみたいものです。