スポ研のスペシャル企画、「女子アナフィギュアスケーターへの道」の最終回が今週放送される。お披露目はトリノ五輪金メダリスト・荒川静香さんの前でという事で、荒川さんがアイスショーを開催している出雲市内で最終ロケが行われた。全くの素人である新人の鈴木アナは3ヶ月間、本当にがんばってくれたと思う。3ヶ月間といってもリンクを貸切り、コーチが付いての練習は5~6回程度。その他は、スケーターでごった返す大須リンクの一般滑走の中で、地道に練習を重ねていた。以前の企画で運動神経の良さを発揮した鈴木アナに今回の企画も迷わず依頼、とはいえたった3ヶ月間で果たしてどこまで映像に耐えうる演技が出来るのか? 私自身、不安だった。(鈴木アナのほうがもっと不安だったと思うが・・)ところが日を追うごとにスケーティング技術は目に見えて上がっていく。たまたま1日練習に付き添えない時があったのだが、翌日見に行くと既にシングル・トゥループジャンプをマスターしていた。こちら側もある程度の演技レベルを当初、予定していたが、やはり欲は出るもので上達するにつれレベルを上げていった。本番前日、いや直前までプログラムの細部までこだわった。