先日、育成選手としてドラゴンズで2年間プレーした地元名商大出身の竹下選手が引越しのため寮から大きな荷物を運び出していました。竹下選手はトライアウトを受けプロの世界に残れる道を探していましたが、どこの球団からも声がかからず、今後は一般企業に勤めながら何とか野球を続けていくそうです。
一方、同じく戦力外通告から見事、楽天に合格したのはプロ4年目の石川賢投手。石川投手は現在毎日のようにナゴヤ球場の室内練習場でトレーニングに励んでいます。プロに残れるかどうかは別にして新たな道を歩き始めた二人。そしてそんな彼らに僕たちがかける言葉はいつも「頑張って」の一言のみ。もちろん彼らが「頑張っていない」訳ではないのは知っているのですが、この言葉以外に掛ける言葉が思いつかないのが正直なところです。