9月3日、スカイホール豊田での日本―クエート戦。「スポ研」の取材で観戦していた私は、「これがスポーツなのか?」という光景を目の当りにしました。前日の韓国‐クエート戦もひどかったらしく、試合前から日本のサポーターはレフリーにブーイングを飛ばしている。試合が始まるとその心配は現実のものとなった。日本の得点がオフェンスファールで認められない、不可解なジャッジで日本の選手が退場になる、監督が抗議すると監督にイエローカード、日本が速攻に出ようとするとベンチに下がるクエートの選手がわざと転んで試合の流れを止めるなど、とんでもないレフリングが続発した。そして残り2分でクエートが4点差をつけるとアリバイ的にクエートのファールを取りだすという、絶対にクエートに勝たせるという意図を持ったレフリーだった。まさかホスト国の日本でこんなことがあるとは。北京を目指しすべてをかけてきた選手が本当にかわいそうに思えた。