スタッフの一言/日々スポーツ取材に励むメ~テレスポーツ部スタッフそんな彼らが取材先で感じたことをつづる

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30歳

2008/03/18
今回の担当者

「30にして立つ」という言葉、皆さんも一度は聞いたことがあると思います。
孔子の『論語』の一説で30歳で自己を確立し自立するという意味があります。
自分を省みると初めての子供が生まれたのがちょうど30歳で、改めて頑張らなければと思ったような気がします。とはいえ現実は、未だに自立ができているかどうかも怪しくて…。

そんな中、この言葉を実践しようとしているのが中日ドラゴンズの荒木雅博選手です。30歳で迎えた今シーズン、荒木選手はキャンプで例年以上に練習に取り組み自らを限界まで追い込みました。
「30歳になってもう一回レベルアップして、今迄で最高の成績を残したい」
30歳になったことをひとつの区切りと考え、改めてゼロから挑戦するというのです。

誰に言われるでもなく、30歳を迎え自然とこういう気持ちなったという荒木選手。順調に行けば開幕直後にフリーエージェント権も手にする今シーズンは荒木選手にとってどんな1年になるのか。自らの30歳のときの決意を再確認しながらその挑戦を1年間追いかけるつもりです。

ディレクター:T

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