スタッフの一言/日々スポーツ取材に励むメ~テレスポーツ部スタッフそんな彼らが取材先で感じたことをつづる

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ラッコ睡眠法

2008/03/29
今回の担当者

昨日のドラゴンズの開幕戦(対広島)はいい試合で延長12回引き分けに終わるまで席を立てなかった。FC岐阜も現在3位で健闘している。今からアウエーのセレッソ戦をカッパえびせんを食べながらスカパー!で観戦する。グランパスもピクシー効果でいい感じ。開幕戦は3万人近い観客動員があった。明日(3/30)の大分戦はメ~テレで中継だ。(深夜放送)
そんなスポーツ三昧の中、今回は先日体験した「ラッコ睡眠法」について書きます。テヘッ!

鳥羽にタラサ志摩というタラソテラピー(海洋療法)ができるホテルがあり、開業以来15年ぐらいたつが、毎年1~3回ぐらい行っている。ホテルには海洋深層水の温水プールがあり、そこでまじめに泳いだり、ウオーキングしたりすることが、身体と心の疲れを癒してくれる。
この前、昼飯をパスしてプールで泳いでいたら、誰もいなくなり、私一人の貸しきり状態となった。仰向けになって両手両足を緩やかに伸ばし、浮力を身体全体に受け水面に浮かんでいられる。海水の浮力と我が体脂肪の絶妙なバランス。誰もいないので水面の波も無く、鼻と口から呼吸をしていつまでも浮かんでいられる。そうしているうちに、ついに寝た。水の上で寝た。ラッコの気持ちを理解できたような気がした。

以前このコラムで書いた「クジラ入浴法」に続く「ラッコ睡眠法」。哺乳類であるクジラが海で暮らすようになったのは数百万年前、それに比べラッコが海で暮らすようになったのは数万年前のこと、まだ最近なのだ。だからまだ体毛があり、体系もクジラやアザラシのようには進化できていない。ラッコが眠るときは流されないように、海底から伸びているながーいコンブに身体を巻きつけて眠るのだという。たぶん私が眠っていたのは一瞬だったかもしれないが、何かいい夢を見たようだ。
PS.FC岐阜は残念ながらセレッソに0-1で敗れた。今夜のドラゴンズの初勝利と、明日のグランパスのホーム初勝利に期待したい。

スポーツ部長:N

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