スポーツにまつわる伝説や言い伝え、些細な疑問までを徹底検証します。
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2008/05/31放送
今年4月、北京オリンピックをかけた代表選考会である日本選手権が行われた。
前回のアテネ大会に引き続き、日本競泳界を引っ張る北島康介や自由形の柴田亜衣、背泳ぎの中村礼子・伊藤華英などトップスイマー31人が北京行きを決めた。
そんな中、100mバタフライで日本期待の新星が現れる!地元愛知県豊川市出身の女子大生・加藤ゆか選手。これまでバタフライといえば、第一人者である中西悠子が有名な存在であったが、その中西と互角以上のレースを展開!2位となったが、トップの中西とわずか0.03秒差という史上まれに見る大接戦を演じた。
北京オリンピックへの出場条件は2つ。日本水泳連盟が定めるオリンピック派遣標準記録(種目によって異なる)とこの大会で2位以内に入らなければならないという超難関なのだが、加藤ゆか選手はこれを見事にクリアし、初のオリンピック出場を決めた!
そんな加藤ゆか選手がスポケン!スタジオに出演。激闘の代表選考会での秘話として「手をもうひとかきしていたら北京には行かなかったと思います」の衝撃発言。さらに普段の練習では筋力トレーニングを数多く取り組み、男子顔負けの懸垂で強靭な肉体を作り上げた事を語った。この強靭な肉体から加藤ゆか選手の特徴である、スタート直後の「ドルフィンキック」を生み出し、キックから出るスピードは世界でもトップクラスを誇るなど、北京オリンピック出場への原動力となったのだ!!
そんな肉体を持つ彼女だが、実は体がとても柔らかいらしい。そこでスタジオでどのくらい柔らかいのか試してもらった所…伊集院所長と合田秘書は「うそー!!」と唖然!!筋肉がつけば一見体は硬くなりそうに思われがちだが、毎日のストレッチを欠かさない加藤ゆか選手にはお構いなしだった。
最後に北京への抱負を一言。「自分の泳ぎをして最高の笑顔で日本に帰ってきたいと思います」と力強く語ってくれた。日本競泳界に現れた新星が、北京で旋風を巻き起こす。頑張れ!!加藤ゆか選手!!