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「ソフトボール日本リーグ 豊田自動織機vs日立ソフトウェア」

2008/10/18放送

北京オリンピック・女子ソフトボールで悲願の金メダルを獲得した日本。
あの感動から2ヶ月・・・輝きをはなった代表選手たちは今、世界一となったハイレベルな日本リーグで凌ぎを削っている。
今回は愛知県刈谷市で10月13日(月)に行われた、日本女子一部リーグ「豊田自動織機vs日立ソフトウェア」の試合をクローズアップした!!

日本リーグ3連覇を狙う豊田自動織機は現在4位(※10月12日終了時点)。
アトランタ、シドニーオリンピックで金メダルを獲得したアメリカ代表(当時)のエース、41歳のミッシェルスミスや北京オリンピックで不動のトップバッターとして活躍した狩野亜由美、さらに日本のエース上野に次ぐ、若きエース候補の江本奈穂らが揃う、優勝候補ナンバーワンチームだ。

そんな王者と相対するのが、横浜市に本拠地を置く日立ソフトウェア。
日立ソフトウェアは好調をキープし、現時点で2位。11月に行われる決勝トーナメントに進出できる上位4チームの中に食い込んでいる。
去年、日立ソフトウェアは決勝トーナメントに進むことができず、雪辱に燃えている。チームには北京オリンピックで大活躍した日本代表キャプテンで3番、山田恵里や地元・星城高校出身で日本の4番、馬渕智子、また2番ショートで活躍した西山麗ら3人がおり、打線には絶対的な自信があるのだ。

先発はともに3連投同士となった、豊田自動織機・ミッシェルスミスと日立ソフトウェア・藤原麻起子の投げあい。先に点をとったのは日立ソフトウェア。
いきなり先頭バッター西山(北京オリンピック日本代表では2番)がスリーベースを放つと、すかさず3番山田が先制タイムリーヒット。王者・豊田自動織機から1点をもぎ取った。
対する豊田自動織機も2回に3塁1塁のチャンスを作るが、スクイズ失敗などがあり日立ソフトウェアのエース藤原を打ち崩すことができない。
するとその直後の3回、日立ソフトウェアは3点を追加しさらに6回にも2点。6対0と豊田自動織機を大きく突き放した。

豊田自動織機は最後まで、得点を奪う事ができず6対0の完封負け。
悔しい敗戦となったが、熾烈な決勝トーナメント進出争いにはまだまだ踏みとどまっている。残り5試合で一つでも上の順位をと巻き返しをはかる。

北京オリンピックの感動から2ヶ月、世界一となった代表選手たちのハイレベルな戦いはまだまだ終わらない。
今後も女子ソフトボールから目が離せない!!

<10月13日の結果>

  1 2 3 4 5 6 7   R H E
日立ソフトウェア 1 0 3 0 0 2 0   6 12 0
豊田自動織機 0 0 0 0 0 0 0   0 2 0

日立ソフトウェア バッテリー ○藤原(10勝1敗)-瀬川・鈴木
豊田自動織機   バッテリー ●Mスミス(6勝5敗)-宮本・Cリベラ-西井


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