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「全日本大学駅伝 東海地区代表選考会」

2008/10/25放送

今年で40回を数える全日本大学駅伝、全国の予選を勝ち抜いた強豪校が熱田に集結する。
伊勢神宮までの106.8キロを8人でつなぎ、大学日本一を目指す。
この地方から出場できるのは、わずか2校。その切符をめぐり16の大学がしのぎを削った。
中でも常連4校の争いは熾烈を極めた。

記念すべき10年連続出場に挑む、四日市大学。
2年連続出場を目指す愛知工業大学。
4年ぶりの予選突破。国立の雄、名古屋大学。
そして、10年ぶりの出場に闘志を燃やす古豪、中京大学だ。

選考会は各校が2人ずつ4組に分かれて、1人1万メートルを走り、その合計タイムの上位2校が全日本大学駅伝に出場できる。

<1組> 中山(愛工3年)、佐藤(中京3年)、篠崎(中京4年)が先頭を奪う主導権争い。
21周目に先頭に立った清水(愛工4年)が1位でゴールするも、総合トップは中京。

総合順位
1位 中京大   1時間3分29秒64
2位 愛工大   1時間3分34秒45
3位 名古屋大  1時間4分10秒38
4位 四日市大  1時間5分27秒64

<2組> 8周目に先頭に立った山下(中京2年)が、途中から激しくなった雨をものともせず、怒涛の走りで25周を駆け抜けた。前年度優勝の四日市が大きく遅れた。

総合順位
1位 中京大  2時間7分28秒27
2位 愛工大  2時間7分59秒20
3位 名古屋大 2時間8分54秒11
4位 四日市大 2時間11分01秒20

<3組> 序盤から田中(愛工3年)、渡辺(中京3年)、長坂(愛工1年)の先頭争い。
最後に抜け出したのは、自己ベストを1分40秒近く縮めた渡辺。だが、総合1位は愛工大に。

総合順位
1位 愛工大   3時間10分30秒37
2位 中京大   3時間10分48秒71
3位 名古屋大  3時間13分10秒33
4位 四日市大  3時間16分27秒17

<4組> 逆転をめざす名大の藤永(院1年)と山本(2年)が6周目に仕掛ける。
しかし、愛工大のエース金谷(3年)がじわじわと迫り、14周目に先頭に立つ。
金谷、近藤(中京2年)、山本のデッドヒートは最終ストレートまでもつれた。最後は金谷が近藤を抜き返し、見事1位を奪った。名大の猛追は1分を詰めたが、2位中京には届かなかった。

最終順位
1位 愛工大  4時間13分42秒76
2位 中京大  4時間14分22秒16
3位 名古屋大 4時間15分48秒85
4位 四日市大 4時間22分 3秒89

この結果、愛知工業大学(2年連続14回目)と中京大学(10年ぶり29回目)が全日本大学駅伝出場を決めた。
来週11月2日(日)、両校が伊勢路を駆ける。


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