日本が誇る美のスポーツ、シンクロナイズドスイミング。
シンクロがオリンピック正式種目となった1984年から、すべての大会でメダル獲得してきた日本チームだが、去年の北京で、オリンピックでの連続メダルは途絶えた。
日本は代表メンバーの全員が引退・・・そして次なる世代へ・・・
平均年齢20歳のマーメイドに日本の未来が託された。

その新生マーメイドジャパン11人の中に双子姉妹　揃って代表入りを果たした2人がいる。
今年の春　中京大学を卒業した木村真野と木村紗野。4歳でシンクロの世界に飛び込んだ真野と紗野。
以来、2人は共に同じ道を歩み、サヤは16歳、マヤは17歳でジュニアの代表入り。
気付けば、日本を代表するマーメイドになっていた。

5月のジャパンカップ。
今月19日からローマで行われる世界選手権を2ヵ月後に控え、新生マーメイドジャパンのプログラムが国内で初のお披露目となった。
新生マーメイドジャパンの船出となったフリー演技の曲目は、2005年北京の代表メンバーが初めて世界デビューを果たした時と同じ曲。
新チームのお披露目に会場のすべての目が注がれる中、彼女たちは堂々たる演技を見せた。
彼女たちの次なる舞台はローマ。世界の強豪国が集うその場所で、新生マーメイドジャパンがシンクロ界に新たな歴史を刻む。

世界水泳ローマ
7月19日開幕