スポーツにまつわる伝説や言い伝え、些細な疑問までを徹底検証します。
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2009/07/04放送
7月19日に開幕する世界水泳ローマ2009。
アテネ、北京オリンピックと2大会連続で金メダルを獲得した日本のエース・北島康介が今回の世界水泳では不在となる。
それでも今年、そんなトビウオジャパンに続々とニューヒーローが誕生した!!
北島に代わるエースは平泳ぎの入江陵介(19)。
安定感抜群のフォームから名づけられたアダ名は「バランス王子」。世界水泳ローマの金メダル候補ナンバーワンだ。
さらにポスト北島と呼び声高いのが平泳ぎの立石諒(20)。
今年2月の短水路ジャパンオープンと世界水泳代表を決める4月の日本選手権で北島康介の持つ日本記録を3つ更新した逸材。ローマで真の北島超えを狙っている。
一方、女子のエースは日本選手権で背泳ぎ3冠を達成した寺川綾(24)。
涙の復活劇から3ヶ月。進化した美女スイマーが世界へと羽ばたく。
そんな大会の見どころをスタジオで徹底解剖!!
北京オリンピック男子400メートルメドレーリレーで銅メダルを獲得し、去年10月に引退した宮下純一さんにトビウオジャパンの魅力を語って頂きました。
宮下さんが今回、世界水泳に挑戦するトビウオジャパンの印象はズバリ「勢い」だとか。
メンバーの平均年齢を見てもおよそ21歳という若い力が集結。
チャンスも多く、楽しみな選手が数多くいるため記録更新やメダル獲得も充分期待が持てそうです。
さらに!!この東海地方から世界水泳に挑む選手が3人。
愛知県豊川市出身のバタフライ・加藤ゆか(22)は宮下さん曰く「イチオシの選手」だそう。
一時、引退という事も考えていた加藤に対し宮下さんが「限界を感じていないなら、続けたほうがいい」と背中を押したというウラ話も飛び出し、これには伊集院所長も「もし世界水泳でメダル獲ったら、先輩として続けて良かったねと言えるね、オレも言った事にならないかなあ」と少々悔しそう。
また加藤選手の他、中京大学から2人の新鋭にも注目。背泳ぎで出場する冨田尚弥(20)と自由形の岩下なつみ(20)は宮下さん自身「今まで表彰台とかそういう所まで来なかった選手。持ち味を出してこれから伸びていってほしい」とエールを送っていました。
世界水泳ローマ2009は7月19日開幕。トビウオジャパンの飛躍に期待大だ。