日々スポーツ取材に励むメ~テレスポーツ部スタッフ。そんな彼らが取材先で感じたことをつづります。
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2008/05/20
今回の担当者
最近なにかと陸上の取材をすることが多い今日この頃。少し前に男子110mハードルの吉岡康典選手(中京大出身)を取材しました。去年の9月でスポンサー契約が切れ、無収入のまま北京を目指している32歳の孤独なハードラー。今月10日に放送しましたが、その後にうれしい話が。なんと放送直後、吉岡さんに応援したいという申し出があったそうです。この話が良い方向に進めばと思います。
話は変わりますが、先日、大阪国際GPの取材に行きました。大雨の中、外国の一流アスリートを相手に国内のトップアスリートが渡り合う姿に胸が熱くなりました。とはいえ、圧倒的な存在感を放っていたのは男子110mハードルの劉翔。決して筋骨隆々ではなく、普通の選手っぽい。でもスタート直後、最初のハードルですでに差をつけていました。信じられないような速さでゴールまで駆け抜けた中国の昇り竜に、北京での金メダルを見た気がします。
翌日、東海インカレの取材に行った。
国際GPと比べるとレベルはぜんぜん違いますが、会場の熱気はそれほど変わりません。
というより、こっちのほうが熱いぐらいだったと思います。
「○○先輩ラストー!!」
「○○あと1週がんばれー!!」
後輩選手やマネージャーが叫びます。う~ん良い、なんか青春。
ストレスまみれの心がちょっとだけ癒された春の昼下がりでした。
ディレクター:M