スタッフの一言

日々スポーツ取材に励むメ~テレスポーツ部スタッフ。そんな彼らが取材先で感じたことをつづります。

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栄光のユニフォーム

2008/05/28

今回の担当者

プロ野球が開幕しておよそ2ヶ月が経ちました。
交流戦が始まり、ドラゴンズはここまで首位阪神に次ぐ2位につけています。
ケガ人続出で「順調」という言葉が相応しいかどうかは分かりませんが、それでも2位という順位につけているのはチームの力が高い証拠。
大事な夏場&シーズン後半戦に向け、ケガ人が戻ってくれば「完全制覇」はまた一段と現実味を帯びるのではないでしょうか?

そんな中、現在苦しみながら戦っている交流戦で私が最近、不思議と目を奪われるものがあります。
それは交流戦での「復刻ユニフォーム」。
あまりにも懐かしすぎます!!
各球団が球団の伝統を受け継ぐ意味も込めて、東京ヤクルトや福岡ソフトバンクが過去に着用した事のあるユニフォームで登場し、オールドファンを楽しませています。

東京ヤクルトはかつて「ヤクルトアトムズ」という球団名の時代に着用していた薄いブルーのユニフォームを交流戦で着用。
袖には「鉄腕アトム」のワッペンがついていて、「アトムズ」の由来がよく分かります。
福岡ソフトバンクは先日「福岡ダイエーホークス」時代のユニフォームで登場していました。思えば99年にダイエーが日本一になった時に着用していたユニフォームですから、ドラゴンズファンにとっては嫌なイメージだったかもしれません。福岡ソフトバンクは今後、「南海ホークス」時代の緑のユニフォームも着用する予定だそうで、しかもそれを甲子園での阪神戦で着るのだそうです。
かつてホークスが大阪に本拠地を置いていた事を考えると・・・
大阪のファンはすごく嬉しいのではないでしょうか?

埼玉西武ライオンズは、昨年亡くなられた鉄腕・稲尾和久投手で有名な「野武士軍団・西鉄ライオンズ」のユニフォームを着用するそうです。
私自身、西鉄時代のライオンズを知らない世代ですが、日本のプロ野球が発展したまぎれもない球団の一つだった事を考えると、とても興味深いです。
早く見てみたいなと思う限りです。
さらに巨人や阪神は交流戦限定ユニフォームが最近では当たり前だし、横浜は05年から「サマーユニフォーム」として毎年斬新なデザインのユニフォームを着用。
球団のほとんどがこのようなファンサービスの一環として取り組む姿勢は下降していると言われている、プロ野球人気の復活を目指しているともとらえられます。是非、今後も続けてほしいと願うばかりです。

そして私が思うのは、まだ一度も「交流戦ユニフォーム」の着用がないドラゴンズもやってもらえないかなあ・・・という事。
子供も頃に強烈な印象として脳裏に焼きついている80年代のド派手なユニフォームで戦う姿が一度見てみたいです!!

ディレクター:Y


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