スタッフの一言

日々スポーツ取材に励むメ~テレスポーツ部スタッフ。そんな彼らが取材先で感じたことをつづります。

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クルム伊達公子に想う

2008/07/01

今回の担当者

4月、いきなりの異動を言い渡された。
行き先は、ここスポーツ部。

今までの人生3○年、
全くスポーツとは縁遠い生活を送っていた。
しかも、スポーツニュースは一度も見たことがない。
入社以来増えた体重は20キロ。
そんなオトコに、スポーツ部での仕事は勤まるのか・・・
未だに不安でいっぱいだ。

そんな中、
スポーツ部に来て、初めての本格的な取材を命ぜられた。
岐阜で行われた「クルム伊達公子」選手の復帰戦だ。
本人曰く、復帰の理由は「後進たちに刺激を与えるため・・・」
最初は、「ふ~ん」と思ったが、
試合を見て、少しその気持ちが分かったような気がする。

もちろん試合なので、勝負には違いない、
しかし、楽しんでやっている。
一言で言えば潔い。
自分のミスをも笑いに変えていたのだ。

クルム伊達選手と言えば、
以前は、感情をあらわにするプレイヤーだった。
それが、この変わりよう。
年齢を重ねただけではないだろう・・・
「あえて」復帰した、その「意味」がそうさせているのでは?
と思った。

楽しい試合だった、そして感動した。
けれども、クルム伊達選手と同年代としては、
いろいろと考えさせられる「テニス」だった。

ディレクター:N


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