日々スポーツ取材に励むメ~テレスポーツ部スタッフ。そんな彼らが取材先で感じたことをつづります。
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2009/02/13
今回の担当者
今年の私のキャンプは終わりました。去年は2回に渡り、およそ2週間滞在したドラゴンズの沖縄キャンプも、今年は1~5日のわずか5日間で終わり。元々は14日の「スポケン!」に「落合監督企画」を出稿する予定だったのですが、スケジュールの都合上、7日のスポケン!に別の企画を出稿する事になったためです。その後は、現地にいる記者が送ってくる原稿に合わせて、こちらで編集する「受け」という作業にまわりました。
キャンプ取材と言うと、よく「沖縄?いいねぇ。」などと社内外を問わずうらやましがられますが、はっきり言ってそんな良いものではありません。試合取材の方がよっぽど楽なのです。試合だけを見ていればいいのですから。
キャンプ取材は朝9時過ぎに球場を訪れ、受付で球団から渡される練習メニューを見て、その日のネタをチョイスして追う訳ですが、それだけに注意を払っていればいいものではありません。中堅以上の選手になってくると、メニュー通りに動かず、自分のプランで進める選手もいます。そのため、お目当ての選手だけをおっかけていると、違う選手が練習メニューにない変わった練習を、違う場所でやっていたり、またお目当ての選手が時間通りに来なくて、それを探しに行ったら、ただの時間遅れだったりとか、本当に記者泣かせの取材なのです。今年、毎日のようにやっている落合監督の「オレ流ノック」、あれもメニューには載っていません。なので、外野の和田選手や小池選手がノックを受けに現れた時は本当にビックリでした。
ちなみに私たちの場合、練習が終わってからネットの「報道ステーション」とローカルの「どですか!」用のネタを編集して送り、原稿を書くという流れなのですが、もちろん仕事が終わるのは深夜の事。沖縄ライフを満喫、なんてのは週に一回の休日だけ。(他球団なら5日に一回なのに・・・)。しかもこの数年、天気も恵まれずとても寒く、全く沖縄感のないキャンプでした。でも今年は本当に暖かい日ばかりで、半そでで十分に過ごせるほど。たいへんだけど、もう少しいたかった!!!!かも。
ディレクター:N