スタッフの一言

日々スポーツ取材に励むメ~テレスポーツ部スタッフ。そんな彼らが取材先で感じたことをつづります。

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アジアNO.1をめざして

2009/04/21

今回の担当者

名古屋グランパスは今AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を戦っている。サッカーファン以外の人にはあまりなじみがないかもしれないACLだが、よく知らない人はメ~テレのホームページのスポーツのところに大会概要や見どころが詳しく書かれているので必ず読んでください。
また、当スポケンでもグラビアアイドル&研究員の福井未菜ちゃんが毎週ACLについてやさしく教えてくれるので必ず見てください。ACLは簡単に言えば、中東を含む全アジア各国のサッカークラブチームの中から選りすぐりの強豪32チームが予選リーグ→決勝トーナメントを戦い、「アジア最強のサッカークラブチーム」を決める大会。ACLで優勝するとアジア代表としてクラブワールドカップへの出場権も得られるだけに、クラブにとっては通常のリーグ戦にも勝るとも劣らないくらい重要な大会なのだ。

4月21日現在のグランパスのACL予選リーグの成績は1勝2分の勝ち点5。単独首位となっている。蔚山現代(韓国)にアウェーで勝利、北京国安(中国)とニューカッスルジェッツ(オーストラリア)にはホームでそれぞれ引き分けた。ホーム2試合はメ~テレの中継があったので私も瑞穂競技場に行った。さすが国際試合。いつものJリーグの試合とずいぶん雰囲気がちがう。当然外国人関係者が多く目につくし、とりわけ相手チームの選手は背が高い。また取材制限がJリーグに比べて厳しく、いつもは自由に行き来できるエリアにも柵があって行けず、そのせいでいつも使用しているトイレにも行けないので記者用の仮設トイレが設置してあったり…。

メ~テレはグランパスのACLのホ-ムの試合について地上波の中継だけでなく、国際映像の制作も請け負っている。つまり、中継映像はそのまま国際映像としてアジア各国へ配信されるのだ。自分たちの作る映像が人口数十億というアジア全域に向けて発信されるということで、スタッフはいつもの中継以上に気合がはいる。アナウンサー陣はあまりなじみのない選手の顔と名前、背番号を必死に覚え、カメラマンはなるべくグランパス寄りにならないよう公平な“絵作り”を心がけ、我々も「アジアNO.1」の中継をめざしている。

5月6日のゴールデンウィーク最終日はACL第5戦・グランパスvs蔚山現代(韓国)の試合が瑞穂で行われる。グランパスは単独首位とはいえ、下位チームとの勝ち点差があまりなく、予選突破のためにはなんとしても勝たなくてはならない大一番だ。ちょうど祝日ということもあり、この試合は午後3時から生放送の予定。解説はメ~テレサッカー班の親分こと川添孝一さんと元グランパスで元日本代表の望月重良さん。望月さんは現役時代、ピクシーに「私の10番を継ぐのはお前しかいない」と言わせた天才MF。望月さんには試合中ピッチから解説をしていただく。望月さんは「ピッチで解説をしているとベンチのピクシーから「お前が(試合に)出ろ」って合図されるんだよねえ」と言っていたので、今度も望月さんでしかしゃべれない情報や解説が試合中にガンガン飛び出して中継を盛り上げてくれそうだ。

5月6日は「アジアNO.1」をめざすグランパス(&メ~テレ中継スタッフ)の国際試合を生でたっぷり堪能してください。

副部長:K


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