日々スポーツ取材に励むメ~テレスポーツ部スタッフ。そんな彼らが取材先で感じたことをつづります。
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2009/08/24
今回の担当者
はじめまして、この7月にスポーツ部にまいりました。
これまでゴルフ、サッカー、テニス、モータースポーツなどスポーツイベントの運営には数多く携わってきたものの、スポーツ取材や番組制作に携わるのは、入社して23年で初めてのこと。
学生時代は体育会ラグビー部、四捨五入すると50になる今でもたまにプレーする傍ら、夏は海、冬は雪山に遊ぶ「走って、跳べるデブ」です。
もとより一ファンとしてサッカーやラグビーのスタジアムには足を運んでいたものの、スポーツ部に来て、足繁くいろいろな競技場に通い、舞台裏からも見てみると、改めて思うことがあります。当たり前だと言われるかも知れませんが、「スポーツができること、観ること、取材できること」に感謝しなければと。
スポーツ部に来て、いきなりの一大イベント、雨に悩まされた今年の高校野球の各県大会。
汗にまみれ、懸命にグランド整備する高野連役員の皆さん。声をからし応援する同窓生。雨に打たれ、太陽に焦がされても最初から最後まで見守るご家族。決して最高の状態ではないかもしれないが、用意してもらったステージで、これまでに重ねてきた努力の成果をすべてぶつけようとする選手たち…高校球児を中心に集まった人々が心をひとつにして大会を臨んでいるんだと。
アスリート自身の精進はもとより、監督やコーチといった指導者をはじめ、支援するご家族、競技運営に携わる方々など多くの情熱の結晶として、そして多くのファンやサポーターの声援に後押しされ、表舞台に立つアスリートの魅力はより一層輝きを増すものだと再認識。
感謝と尊敬の念を持って、映像を通じて、そうしたアスリートの輝きを伝えるとともに、競技を支える方々の努力に報いていきたいと思います。
そして、テレビ局員としては、テレビを見てもらわなくては困りますが、多くのファンが競技場に足を運んでいただき、スポーツの熱さや楽しさを身近なものとして体感して欲しいと切に願います。
スポーツ部長:K