日々スポーツ取材に励むメ~テレスポーツ部スタッフ。そんな彼らが取材先で感じたことをつづります。
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2010/3/3
今回の担当者
1980年代までは「球春」というと、プロ野球だけの修辞だったと思いますが…
今では、一足先の今週末3月6日、Jリーグが開幕します。すでにプロ野球でもオープン戦が始まり、各チームの新戦力に注目が集まります。
2月は、肌寒い沖縄の中日ドラゴンズキャンプに始まり、遠くバンクーバーの熱戦に興奮し、名古屋グランパスとFC岐阜のプレシーズンマッチで締めくくったメ~テレ・スポーツ部、個人的には2月の週末はスポーツ観戦三昧の日々でした。
第1週目、沖縄北谷のドラゴンズキャンプ。「スポケン!」の収録を兼ねて訪れた沖縄は、予想外の小雨と寒さ。しかしながら、普段から蓄えた皮下脂肪が役に立つことに。野球の経験のない私でも、間近で見るプロ選手の投球、打球、フィールディングに心躍りました。
第2週目、鹿児島指宿のグランパスキャンプ。前週の沖縄と打って変わって、台風のような天気のため、蒸し暑い。飛行機は3度の着陸を試み、なんとか無事に鹿児島空港に。日本代表組は不参加だったものの、ストイコビッチ監督3年目、闘利王、金崎らをはじめとした有力選手を獲得し、「2010年は、ワールドカップの年ではなく、グランパスの年にする」とキックオフパーティでピクシーが高らかに謳ったように、念願のJリーグ制覇に向けての始動でした。ミニゲーム形式の練習では、時折ストイコビッチ監督自らが加わると雰囲気も一変し、緊張感のあるキャンプとなっていました。
第3週目、宮崎市内でのFC岐阜キャンプ。読売ジャイアンツが賑やかにキャンプを張る隣のグランドでは、倉田新監督の大きな声が響き、若い選手たちは、監督の志向するシステムの反復練習を繰り返していました。今年からユニフォームスポンサーを整い、いよいよ躍進の年になる予感もありました。
そして、最終週。
土曜日はミスタードラゴンズ立浪選手の引退試合に多くのファンがナゴヤドームにつめかけ、最後の勇姿を焼き付けたものと思われます。
日曜日は、今年で3年目になる名古屋グランパスとFC岐阜のプレシーズンマッチ。名古屋グランパス新加入の闘利王、金崎に注目が集まる中、岐阜が初めて、名古屋から得点し、引き分けに。次の対戦にお互いのサポーターはどんな期待を込めて見つめるのか、楽しみになる試合の内容・結果でした。
とりとめもなくこの1カ月を振り返りましたが、最後に一言。
「皆さん、とにかくグランドに足を運んでください。
野球・サッカーが大好きな選手やスタッフの思いを感じながら、大きな声で応援しましょう。 そして、スポーツは生が一番ですから。」
こんなこと言ったら、テレビマンとしては失格かもしれませんが…
スポーツ部長:K