2019年8月17日放送
白山信仰の水と緑豊かな山里 岐阜・郡上白鳥
「岐阜・郡上白鳥」を旅してゴメン!郡上市コミュニティバス「石徹白(いとしろ)」のバス停からスタート。
この日は雨で、周りの山々は上半分が雲の中といった幽玄な雰囲気。郵便局の向かい側の民宿風のお宅に『石徹白彫刻村の家』という看板を見つけ、気になり声をかけてみます。
ご主人に聞くと、先代が民宿をやっていた10年ほど前、芸大の学生たちがここで合宿をしながら彫刻に勤しんでいたそう。現在はもう民宿はやっていないが、当時の学生たちが残していった作品をいくつか見せていただきました。
石徹白について色々教えていただく中で、「白山中居(ちゅうきょ)神社」、「絵馬の資料館」が気になり、訪ねてみることに!
「白山中居神社」の鳥居をくぐると、樹齢数百年は経っているような巨木たちに圧倒されるウドちゃん。独特の空気感を味わうように本殿へと進みます。
150本以上の杉の巨木に囲まれた本殿には、イザナギ・イザナミ命が祀られており、旅の安全を願ってお詣りしました。
続いて、彫刻村の家のご主人から聞いた「絵馬の資料館」を目指します。
道中、庭仕事をしている方に声をかけ、お庭にお邪魔するとそこには一面にコキアが。ゴルフボールくらいのものからバレーボールくらいのもの、いろんなサイズのコキアが生えていました。
ウドちゃんにはそれが『モリゾーとキッコロ』みたいに見えたらしく、秋には庭中が真っ赤なコキアで彩られるのが楽しみというコキア好きなお父さんと話が弾みます♪
「絵馬の資料館」を訪ねると、ご主人が歓迎してくれました。絵馬だけをこれだけ集めた場所は日本でもここだけじゃないかと話すご主人。元々はデザイン関係の仕事をしていたが、絵馬こそデザインの始まりだと思い、すっかり絵馬にハマってしまい、この文化を後世に残そうと資料館を作ったそう。
ご自身で描いた絵馬1000点を展示されていて、奉納する人が絵馬に込めた思いや切実な願いについて聞くうちに、絵馬の魅力にどんどん引き込まれていくウドちゃんでした。
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名称:夢楽童 絵馬資料館
住所:岐阜県郡上市白鳥町石徹白第68号9-2
電話:090-7918-3283
営業時間:9:00~17:00
定休日:不定休
※詳しくはコチラ→http://murakudo.com/
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