2019年11月16日放送
いが栗の里 歴史にロマン 岐阜・中津川市
「岐阜・中津川市」を旅してゴメン!中津川市の福岡地区にある北恵那バス「福岡総合事務所前」からスタート♪バス停の目の前で“ほっとサロン”と“榊山神社”の看板を見つけ、まずは一風呂浴びようと「ほっとサロン」を目指すことに。
今日は天気が良くバス停付近からは山もくっきりと見え、中でも頂上が2つある夫婦のような山に「僕と天野くんのコンビみたい」と親近感が沸いたウドちゃん。
すぐに「ほっとサロン」に着きますが、残念ながら定休日…駐車場にいたお母さん2人組に榊山神社の場所を教えてもらい、早速向かいます!
その道中、トンカチを打つお父さんに何をしているのか尋ねてみると、「樫の木を切ってクワのクサビを作っている」とのこと。生まれも育ちも福岡地区というお父さんが、先ほどウドちゃんが見た頂上が2つある山は「二ツ森山」ということを教えてくれました。
お母さんに畑を見せてもらい、“バナピー”や“アジメコショウ”と言った珍しい野菜をお土産にいただきました。
榊山神社でお参りし、町を歩いているとお花屋さんを発見。お母さん2人組に「苗木城跡」をオススメされます。さらに、福岡地区では矢じりなどの石器や土器など、縄文時代のものが出土していることも教えていただきました。詳しくは福岡公民館で聞いてみて!ということなので、公民館へと向かいます。
公民館で出迎えてくれたのは、館長の杉江さん。出土した石器や土器などを展示・保管している「福岡郷土資料館」へ車で連れて行ってくれることに!
資料館では歴史ロマン感じる縄文時代の石器や土器のほか、戦国時代の甲冑なども展示されており、館長が一つ一つ説明してくださいました。もともと教師だったという館長は話すことが大好きでノリも良く、ウドちゃんが「苗木城跡に行こうと思っている」と話すと「連れて行ってあげるよ」と、そのフットワークの軽さと優しさに思わず身を預けてしまいます♪
「苗木城跡」に向かう車内で館長が教えてくれたのは、福岡地区には地歌舞伎が残っているということ。そんな話をしているとあっという間に「苗木城跡」に到着。館長と一緒に天守跡を目指します!
もともと苗木城は、巨岩を利用して作られた石垣が特徴で、天空の城という異名を持つほどの絶景を望むことができる場所。城マニアから「いま最も行きたい」と話題のスポットでもあり、ウドちゃんも館長も天守跡からの景色に圧倒されるばかりでした。
館長とお別れし、車内で館長に聞いた地歌舞伎が行われる「常盤座」へ行くことにします。看板を頼りに、「常盤座」に到着するも“見学される方は福岡公民館まで”という張り紙を見て、杉江館長の顔が思い浮かぶウドちゃん…。
残念ながら中の様子は見れませんでしたが、常盤座の説明看板を読み、地歌舞伎は地元の人たちが協力し合って成り立つもので、地元を思う気持ちも育くまれるものなんだと確認。そんな地域の方々の思いと、自らの故郷を思う気持ちを重ね合わせてみるウドちゃんでした。
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名称:福岡郷土資料館
住所:岐阜県中津川市福岡714-2
電話:0573-72-2111(福岡総合事務所)
営業時間:9:00~17:00(見学希望の方は、福岡総合事務所まで連絡)
定休日:土曜、日曜、祝日、年末年始 -
名称:苗木城跡
住所:岐阜県中津川市苗木
電話:0573-66-8181 (苗木遠山史料館)
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