2020年4月11日放送

伝統継承の町に名木あり　三重・鈴鹿市白子

「三重・鈴鹿市白子」を旅してゴメン！近鉄「白子駅」スタート♪

10年前に訪れた和菓子屋さん「田中観月堂」に再び立ち寄ると、変わりなく元気で明るいお母さんが出迎えてくれました。そして鈴鹿名物の“大原實（おはらぎ）”をいただきます。
「伊勢型紙ってご存知ですか？」とご主人。「ぜひ見てみたい！」と答えるウドちゃんにすぐ近くの型紙屋さんを紹介してくださいました。

早速訪ねてみると、ギャラリーには緻密で細かい模様に彫られた伊勢型紙の数々！鈴鹿の白子周辺で作られる伊勢型紙は職人さんが手彫りで切り抜く大変な作業なんだそう。
「僕には絶対にできない！」とウドちゃんもお手上げ状態！
この日、丁度作業をされていた職人さんの仕事も見せていただくと「なんて細かい作業！」「これはやり直しがきかない、絶対失敗できない仕事なんです」本物の職人さんの仕事の迫力に圧倒されっぱなしのウドちゃんでした。

さらに鈴鹿の街を歩いていると、ガレージでお米の精米をしているお父さんに出会いました。いつも「自分で精米するんですよ」とお父さん。するとお母さんが「朝炊いたお米があるからおにぎりにして持っていく？」とおにぎりを握ってくださいました。近くの公園で精米したばかりのおにぎりをいただき、ウドちゃんも大満足♪

続いても、田中観月堂で教えていただいた「子安観音」の不断桜を見に行くことに。その昔、不断桜の葉っぱにあった虫食いの穴を見て伊勢型紙を思いついたという言い伝えがあるんだそう。
ご住職にお話を伺うと、「この桜、10月からずっと咲いているんです。だから不断桜と呼ばれているんですよ」何度か植え替えられてはいるものの、子安観音に古くからからある桜で、世界にここだけにしかない固有の品種。「そんな不思議なことがあるんですか？」とウドちゃんもびっくり！

10年ぶりに訪れた鈴鹿市白子で懐かしい出会いと初めての出会いにあふれた旅になりました。

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