2020年11月8日放送
番外編 決まっててゴメン 東濃
これまで気まま旅を続けてきた旅ゴメの歴史の中で、行くことが叶わなかった旅の情報にアポを取った上でお邪魔する『決まっててゴメン!』
まずは、『竹で自作した楽器を使うSEIGOさんというパフォーマーがいるので会ってほしい』という情報で、待ち合わせた歌舞伎小屋「常盤座」へ。
中津川市は地歌舞伎が盛んで、市内に4ヵ所ある歌舞伎小屋のひとつで、以前中津川市を旅した時に外観だけ見に来たことがある場所。中から聞いたことのない音が響いています。
ウドちゃんが舞台に近づいてみると、何やら長い尺八のような楽器を持ち、竹筒の付いた靴を履くSEIGOさんがいました。自らを『タケップダンス・パフォーマー』と名乗り、世界各地でパフォーマンスを披露しているそう。
驚くのは、靴に左右合わせて8本の竹筒を付けて踏み鳴らす“タケップシューズ”も、竹でできたトロンボーンのような“誠五音(せいごおん)”も、すべて我流で手作りした唯一無二の楽器だということ。
元々トロンボーン奏者として音大を出たが、海外で見たストリートパフォーマーを見て感動し、「自分だけの音楽を作りたい!」という衝動に駆られてこの道へ進んだという。
改めてパフォーマンスを見せてもらうと、人間の持つ感情を誠五音で吹き表し、タケップシューズでリズムを刻む、とても情熱的だが温かみを感じるパフォーマンス。そのタイトルはあえていうなら『脳天気』。ウドちゃんはその音色に風を感じ、竹の持つぬくもりある響きに大感動!
続いては、『満月のようなカツ丼が大人気』という情報で、瑞浪市にあるその名も『満月』という食堂へ。
ご主人に「なぜ満月という名を?」と聞くと、やはりご主人も満月が好きだからだという。
ワクワクしながら待っていると、女将さんが持ってきたのは、カツの上に黄身が丸いまま半熟で乗ったカツ丼!なんと1個の卵を小鍋で煮るとき、黄身を潰さないように白身の部分だけタレと絡ませ、雲に浮かぶ満月を表しているという。
黄身を潰して食べると、甘辛なタレを包み込んだ白身とちょっとだけ半熟になった黄身、サクサクのカツの相性が抜群!
帰り際、ご主人が「普段は食べてるお客さんの顔をじっと見ることなんかないけど、ウドちゃんが美味しそうに食べてくれるところを見て感動した」と言ってくれました。「ご主人と女将さんの愛情こもったカツ丼が美味しいからですよ!」とウドちゃん♪
最後は、可愛い“箸置き”を専門に作っている工房「マスターズクラフト」へ。
社長にまず案内されたのは500種類もの箸置きが展示された会議室。フランスパンから忍者の手裏剣、お好み焼きのコテやマヨネーズなど「えぇ!?こんなモノまで?」というくらい様々な形の箸置きの数々。「うわ、可愛い!」を連発するウドちゃん!
作るモノに合わせて土が20種類以上、釉薬は100種類以上を組み合わせて試作を重ね、納得の行く商品に仕上げていくという。手作りなので微妙に表情や色合いが違うのも味。
細かい作業の苦手なウドちゃんは、働いている女性たちの手先から生まれていく箸置きを見て、ただただ感心するばかり。「自分達も『可愛いなぁ』と思いながら作っています」という言葉に、「食べる前にニッコリできる素晴らしい商品ですよね!」と箸置きの魅力を感じたウドちゃんでした。
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名称:タケップダンスパフォーマー
※詳しくはコチラ→http://takepdance.net/
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名称:満月
住所:岐阜県瑞浪市和合町1-94
電話:0572-67-1495
営業時間:11:00~14:00/17:00~20:00
定休日:火曜
※ウドちゃんがいただいたものは、「かつ丼 満月」880円(店内飲食) -
名称:マスターズクラフト
住所:岐阜県瑞浪市土岐町7206‐46
電話:0572-68-9341
営業時間:8:30~17:00
定休日:土曜、日曜、祝日、夏季休業、年末年始
※詳しくはコチラ→https://www.masterscraft.co.jp/
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