2021年6月13日放送
番外編 決まっててゴメン 福井・敦賀市
今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』
最初に訪れたのは「竹もり」というお蕎麦屋さん。
出迎えてくれた大将は40年以上にもわたり全国各地で腕をふるったという和食料理人。
ウドちゃんが注文したのは、お店の看板メニューでもある”せいろ蒸しそば”で、せいろの蓋を開けると、湯気とともにそばの香りが立ち込めてくる珍しい料理。薬味に使うネギは3種類あり、すべて大将が畑で作ったネギなんだとか。
お店を始めた頃の話を聞くと、40年も和食を作ってきたから「今度は違うことをしたい」と思い、そばパン、そばパスタ、そばアイス、そばぜんざいなどを作ったこともあるそう。でも結局は自分が好きだったそばを作ることに行きついたんだとか。好奇心を持って人生を楽しむ大将に元気をもらったウドちゃん。
続いては、3姉妹で始めたクレープ店「2 go crepes」へ。
2019年にオープンしたばかりで、大工のお父さんの協力で作り上げたおしゃれなお店。持ち帰り専門のクレープ店は、敦賀の新たなスポットとして人気を集めているんだとか。
ショーケースのクレープを見てみると、円すい形ではなく、正方形。これは、3人が小さい頃にお母さんが作ってくれたクレープと同じ形!レシピもお母さんのものを使っていて、3人の思い出が詰まったクレープなんです。
ウドちゃんがいただいたのは一番人気の“チョコバナナ”。カスタードクリームに埋もれてしまわないようにと、ザクザク感を残したチョコレートが特徴で、3人の思い出の味を堪能♪
最後は、手すき昆布職人の別所さんに会いに行きます。
敦賀は、全国の手すきおぼろ昆布生産量の8割を占めるほどの一大産地で、別所さんは職人歴63年の大ベテラン!現代の名工としても表彰された『手すき昆布職人』なんです。
一般的なおぼろ昆布は0.03mm前後の厚さですが、別所さんは“竹紙昆布”という、0.1mmと肉厚のおぼろ昆布を作っているんです。刺身などに巻いてもギリギリ溶けない厚さが特徴で、”竹紙昆布”を削ることができるのは開発者でもある別所さんただ一人!0.1mmという一定の厚さに削れるようになるまでに10年かかったというほど、技術が必要とされるんだとか。
そんな別所さんの技術を見せていただき、ウドちゃんも手すきおぼろ昆布作りに挑戦。
実際に昆布をすいてみると、少ししか昆布が削れずその難しさを実感することに…それでも「普通はここまで出ない!」「タレントやめたら手すきおぼろ昆布を一緒に作ろう」と誘われるウドちゃんでした。
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名称:蕎麦屋 竹もり
住所:福井県敦賀市野神26-4-11
電話:0770-23-8273
営業時間:11:00~14:30/17:00~20:00
定休日:月曜、火曜
※ウドちゃんがいただいたものは、「せいろ蒸しそば」900円 -
名称:2 go crepes
住所:福井県敦賀市松葉町3-2
電話:0770-47-5741
営業時間:10:00~19:00(無くなり次第終了)
定休日:不定休
※ウドちゃんがいただいたものは、「チョコバナナ」1個380円 -
名称:昆布商 別所商店
住所:福井県敦賀市木崎33-7
電話:0770-23-7689
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