2021年7月4日放送
番外編 決まっててゴメン 愛知・豊橋市
今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』
まずは、『キッチンカーで日本一周した人がいる』という情報で、安久美神戸神明社の参道に出店している「コスキッチん」へ。
キッチンカーオーナーの大久保さんは、豊橋市内のホテルでフレンチのシェフとして働いていたが、独立を機に友人と二人で1からキッチンカーを製作。「いろんな土地でいろんな人に出会い、見識を広めたい」という思いで、北は北海道から南は沖縄まで、キッチンカーで寝泊まり。時には現地で知り合った方に泊めていただきながら、なんと2年かけて2周したという。
この旅で知ったのは『優しさの循環』と『カッコイイ大人』だとか。ある日出店場所を借りたお礼に缶ビールを持って挨拶に行くと、「そんなモノはいらん!俺も若い頃、いろんな人に助けてもらって今がある。だから今俺に返すんじゃなくて、いつか君が誰かを同じように助けてあげなさい」と言われ、カルチャーショックを受けたという。
どの土地に行っても必ず誰かが助けてくれた、その恩返しができる日が来るまで、キッチンカーでカレーを売り続けるという。
オススメは“日本縦断カレー”!山形牛ハンバーグとうずら卵をトッピングしていただきます。
欧風の中辛カレーはまろやかなコクがあり爽やかスパイシー。トッピングのハンバーグも山形牛100%でこのカレーにピッタリ!
あっという間に完食したウドちゃん、「この味は日本列島、全国の人が知っているんですね!」と感動。
続いては、「ほら貝ショップ 穂の国」へ。
社長の林さんはこの場所で55年間、中古車販売と自動車整備工場を経営していたが、引退と同時にほら貝専門店を開こうと決意。20年ほど前、湧き水を汲みに行った山でたまたま聞いた「ほら貝」の音色に惚れ込み、ほら貝の復興に取り組むうち、自分で製作するそう。さらに、ほら貝を思いきり吹くための練習用のスタジオを作り、ほら貝の講習会などを開いているそう。
「ほら貝を吹く人に会ったことはあるけど、作る人には初めて会いました…」とウドちゃん。林さんから「音が出たらほら貝あげるよ」と言われ、練習スタジオへ。
林さんのお手本を聞くと、想像以上の迫力ある音がスタジオいっぱいに広がり、心まで揺さぶられるような不思議な気持ちに。ウドちゃんは「色に例えるなら金色のうねりが、スタジオ中を駆け巡って外へ抜けて行きましたね!」と大興奮!そしてウドちゃんもチャレンジ!なんとか音を出せたので、ほら貝をプレゼントしていただきました。
最後は、手筒花火好きがこうじて、手筒花火型の日本酒を作った杜氏さんがいる「伊勢屋商店」へ。
創業100年で小林さん一家が家族だけで日本酒を造っている造り酒屋。豊橋市内にはもう2軒しか造り酒屋は残っていないそう。社長であるお父さん、その息子の周太郎さんが4代目杜氏で、ほぼ一人で酒造りをしているという。
豊橋の手筒花火は、祭の1ヵ月ほど前から各町内会で集まって竹を切り出しに行き、公民館に集まって年長者が新米に教えながら自分達の手で1本ずつ手作りするのだそう。「手筒は、皆で集まって作るまでがお祭りで、祭が始まったらもう終わったようなもんだ」と話すお父さん。お父さんも周太郎さんも手筒花火の勇壮さと伝統の重みに惚れ込み、ずっと参加してきました。
そして考案されたのが、『陶器で出来た手筒型の容器』に入った日本酒。見た目は手筒花火にソックリ!
「こうですかね?」と手筒花火を上げるスタイルに構えるウドちゃん。
一升瓶のラベルには、社長が手筒花火の祭りに参加している写真が!
いつの日か皆さんと一緒に手筒花火を作りたい、近くで見たい、いや、自分の手で手筒を上げてみたいと思うウドちゃんでした。
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名称:コスキッチん
電話:080-1616-0488
※ウドちゃんがいただいたものは、「日本縦断カレー+トッピング(豊橋うずら、山形牛100%ハンバーグ)」1,250円
※出店情報など詳しくはコチラ→https://kosukitchen.com/
安久美神戸神明社では毎週水・木曜11:00~14:00/17:00~19:00 -
名称:ほら貝ショップ 穂の国
住所:愛知県豊橋市菰口町3-90
電話:0532-32-8755
営業時間:10:00~17:00
営業日:月曜、火曜、水曜、第1・第3土曜、日曜
※詳しくはコチラ→https://honokuni8.ocnk.net/ -
名称:合同会社 伊勢屋商店
住所:愛知県豊橋市花田町字斉藤49
電話:0532-31-1175
営業時間:9:00~16:00
定休日:土曜、日曜
※詳しくはコチラ→http://iseya-kouraku.sakura.ne.jp/
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