2022年4月3日放送
番外編 決まっててゴメン 岐阜市・柳ケ瀬周辺
今回は、岐阜県岐阜市柳ケ瀬周辺を旅してゴメン。旅のスタートは名前からしてインパクトのある〝金(こがね)神社〟。そのシンボルは、「見てください!僕の頭と同じ金色です!」とウドちゃんが声をあげるほど美しい金色の大鳥居!青空に映える金色の大鳥居に一礼し、本堂で旅の安全をお祈りすると岐阜の町を歩き始めます。
まず訪れるのは、70年以上に渡り〝甘納豆〟を作り続ける「岡女堂」。和菓子店なのですが扱う商品の8割は甘納豆のため、まるで甘納豆専門店ともいえるような名店です。おじゃましたウドちゃんは、入口近くにあった真空管ラジオに興味津々!見るからに年代物とわかる代物です。さらに店内にはちょっと古いスキー板が立てかけられていて不思議に思っていると、ご夫婦がお付き合いするきっかけがスキーだったことが判明!「大スキーなんですね!」と言うウドちゃんに照れるご夫婦です。
ショーケースには大納言、とうろく、おたふく、青えんどうなど、様々な種類の甘納豆が!「自分が食べてきたのはたぶん大納言ですね」というウドちゃんに、ご主人は数種類の甘納豆を盛りつけて試食させてくれました。それぞれ素材が違うため、味はどれも異なるのですが、全部がおいしい。この地域で昔からおやつや手土産として重宝される味を堪能させていただきました。
次に向かったのは、明治創業の洋食店「三河亭」。昔から〝高等ライス〟が看板メニューのお店です。一時期、お店は休業となっていましたが、娘さんがお父さんに声をかけ、昨年再オープンすることになりました。娘さんにお話を伺うと、お父さんの料理が大好きで、さらにお客さんからも「高等ライスがまた食べたい」とお父さんの味を待ち望む声が多かったため、8年ぶりにお店を開く決心をしたそうなんです!しかし、再オープンを決めたものの、昔の味を取り戻すのは簡単ではなく、お父さんは何度も何度も試作しながら、納得する高等ライスを作り上げたのだそうです。
ウドちゃんの前に運ばれてきた高等ライスは丼で、さらに蓋のしまった状態。ワクワクしながら開けると、ドン!と真ん中に目玉焼き!そしてカレーの香りが漂ってきました。高等ライスとは、いわばカレー丼のようなもので、もともと昭和の始め、カレーが高級な料理として提供されていた時代、さらに貴重だった卵をまるまる一個を目玉焼きにして乗せたことで、その呼び名が〝高等ライス〟になったそうなんです。
お二人から老舗復活の秘話を伺いながらペロッとおいしくいただいたウドちゃんでした。
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今でも甘納豆の専門店みたいのがあるんですね。金神社に行ってから寄ってみようかなって思いました。
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昔ながらの製法を守っている甘納豆、さつまいも!食べたくなりました。看板娘のお母様が可愛らしい!いつまでもお元気でいてほしいですね。
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岡女堂さんの甘納豆は、とても懐かしく美味しそうでした。三河亭さんの「高等ライス」は、有名で、カレー好きには堪らない逸品です。
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高等ライスというネーミングにビックリしました。自宅でもできそうなので、「今日の夕食は高等ライスよ。」と言って出してみようと思っています。
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高等ライスの名前のいわれと復活。すべてがドラマになっていました。家族愛に万歳。
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名称:金神社
住所:岐阜市金町5-3
電話:058-262-1316 -
名称:岐阜 岡女堂
住所:岐阜市徹明通1-8
電話:058-263-0471
営業時間:8:00~20:00
休み:第4木曜日・毎月最終日曜日
※ウドちゃんがいただいたものは「大納言(100g)」270円 など -
名称:三河亭
住所:岐阜市八ツ寺町1-2
電話:058-262-2618
営業時間:11:00~14:00(ランチ)
休み:月曜日 日曜日
※ウドちゃんがいただいたものは「高等ライス(サラダ、スープ付き)」900円
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