2022年5月15日放送
番外編 決まっててゴメン 愛知・阿久比町
連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は愛知・阿久比町の旅!
徳川家康の生母「於大(おだい)の方」ゆかりの地として知られる阿久比町。以前の旅でも訪れた植(うえ)公園から旅をスタートします。新美南吉のごんぎつねの舞台となった権現山の中腹にあるこの公園は阿久比の町を見渡す景色も素晴らしい!
まず最初に向かうのは、国府宮のはだか祭の「さらし」や郡上おどりの浴衣の「生地」を生産している知多木綿の織物会社「丸佐(まるさ)織物」へ。工場の中を見学させていただくと約450台の小巾(こはば)織物の織機が一斉に稼働していて、ガシャンガシャンとリズミカルな音の大演奏!1分間に200回織る織機に「めちゃくちゃ速いですね!!」とウドちゃんも圧倒されっぱなし。
工場を見学したウドちゃんは、丸佐織物の生地から作られた手ぬぐいや、さらしを見せていただくことに。「手ぬぐいってのは気持ちがいいですもんね!」剣道をやっていたウドちゃんは生地の良さに納得の様子。
知多半島の木綿産業は江戸時代には始まっていたとされ、知多から江戸に大量に運ばれるほどの一大産地だったと言われています。
創業大正8年で、初代おじいさんが畑に小屋を立てたことから始まったという丸佐織物。
ウドちゃんがこれまで接してきた手ぬぐいや浴衣は、日本製であれば丸佐織物が織っていたと言えるほどだそう。こういった製品を手にする機会があれば、私たちを思い出して欲しいという社長の言葉に、ウドちゃんも応援の気持ちが湧き上がりました。
続いては、家の畑など地元でとれた野菜を生地に入れた手作りの野菜パンを作っている「野菜工房 あゆま堂」へ。黄色の暖簾が目印のかわいいお店です。
毎月テーマを決めて野菜パンを一人で作っているという吉田さん、「野菜嫌いな子供たちに食べてほしい」、そして夢は「全国の学校給食に野菜パンを提供すること」だそう。
そのためにまずは地元の阿久比町での学校給食で提供できることを願う吉田さん。
自宅の畑でとれた野菜をたっぷり練りこみ水分が多い野菜は水を使わずに生地を作るこだわりの野菜パンは、販売の1週間前に試作会議を行い、月に3日間のみの販売なんだそう!また、大きなパン屋さんがどうやったらあんなにたくさん一度に作れるか見たくなり、東京新宿のパン屋さんで働いていた事もあるそうです。
中に入っているのはブロッコリーや大根、にんじん、小松菜など日常的に口にする野菜。早速ウドちゃんも食べさせていただくと「おいしい!」農家で育ったウドちゃんも美味しい野菜が大好き!具材がたっぷり入ったずっしり重めのパンをぺろりと完食してしまいました。吉田さんの行動力とパンへの熱い想いに感動したウドちゃんでした。
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知多木綿の丸佐織物さんの製品、素敵ですね。作り手さんの愛情がテレビ画面越しに感じられました。
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国府宮のはだか祭りに使われているなんて、歴史ある織物なんですね。身近のことも教えてもらわないと分からないもんですね。
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野菜パンにビックリです。ザーサイ入りのハンバーグを挟んだフキのパンなど、すごいアイデアだなあと感心しました。
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にんじんコーヒー生地のティラミスあんぱん。めちゃくちゃどんな味なのか気になってしまいました。
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隠れ家的なお店に、ビックリしました。いろんなジャンルが見られるので、家族で毎週楽しみです!
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名称:丸佐織物
所在地:愛知県阿久比町大字植大字東山ノ手38
連絡先:0569-48-0023
営業時間:8:00~17:00
定休日:土・日曜日
※詳しくはコチラ→https://www.marusaorimono.com/ -
名称:野菜パン工房 あゆま堂
「緑の野菜パン6種+米粉のお菓子2~3種セット」2500円
※要予約(パンセットのみ販売)
※ウドちゃんがいただいたものは、
「人参生地のティラミスあんぱん」300円
「ふき生地ザーサイバーグバーガー」400円
※共に季節限定
※掲載している情報は放送時のものです。変更される可能性がございますので予めご了承ください。