これまでの旅

2022年6月19日放送

番外編 決まっててゴメン 長野・喬木村

連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は長野・喬木村(たかぎむら)の旅。伊那谷を流れる天竜川のほとり、南信州に位置する喬木村は古くは3000石の旗本「知久氏(ちくし)」が治め、最盛期には年間30万本生産されていた阿島傘で知られる地域。
まず最初に向かうのは、天竜川沿いにあるレモン農家「ヤナギファーム」。柑橘類を中心に栽培していて、その中でも見た目や風味が独特なフィンガーライムというフルーツを栽培しているとのこと。「指先で握れるくらい小さいライムかな?」と、想像を膨らませるウドちゃん。
柳坪さんにハウス内へ案内していただくと、そこには細長い不思議な形のライム!「これがフィンガーライム!すごい!」指のような形で細長いから名づけられたフィンガーライム。近年、見た目もかわいらしくつぶつぶした果肉が注目を集めていて、ホテルのレストランなどでも使われる高級食材なんです。ウドちゃん、味見させていただくと…「すっぱーーい!!!」と悶絶!「でも香りがフレッシュ!」酸味と山椒のような辛味が特徴のフルーツで、料理やスイーツにトッピングするメイン食材の引き立て役。すっぱいのが苦手なウドちゃんにはちょっと刺激が強かったようです。そしてお別れの際には、息子の志門くんが丹精込めて作った、とっても綺麗な泥団子のプレゼントが♡かわいい志門君のサプライズに、嬉しさがあふれるウドちゃんでした。


続いては、親子で竹のカゴやザルなどを製作している「工人船(こうじんせん)工房」へ。竹林を管理して、竹を切り出すことから始まり、竹材も自らの手で下処理をするんだそうです。
作成中の竹かごを見せていただくと…「わぁ美しいですね~!」とウドちゃん感激。続けて見本のザルやカゴを手にして「この細かい編み目はどうやったんですか!」芸術的で繊細な竹細工ですが「飾るよりも使ってほしいんだけどね」とご主人。「丈夫で、普段から使うようなものを作りたい」という思いで竹細工に取り組んでいるんだそうです。そんなお父さんに15歳で師事したという息子さん。「父の細やかな作業や竹細工への気遣いがスゴイと思って…父以上の人に会ったことがない」この言葉にウドちゃん大感激!「すごいうれしい言葉ですね~」毎日同じ工房で竹細工に取り組む親子。丁寧で妥協のないモノづくりにこだわる姿は、ウドちゃんにはお互いのリスペクトを大切にしているように感じました。

ルートマップ

放送後に寄せられた旅ゴメファンの感想

  • フィンガーライム、初めて聞きました。本当に指の形をしているのですね。中がつぶつぶなのにも驚きました。一度食べてみたいです。

  • お子さんが作った泥だんごをうれしそうに受け取るウドさんは素敵だと思いました。あとフィンガーライムを食べた感想が正直で好感が持てました。

  • 竹細工の蓋付き籠、素晴らしい物と思いました。一生物で大事に使ったら竹細工のツヤが出てきて、是非一つ欲しいなと思います。

  • 喬木の旅も楽しかったです!竹細工のランチBOXは是非とも買いたい逸品です。

  • 工人船工房の細工の素晴らしさ、息子様のお父様を敬うところに感動しました。

インフォメーション

  • 名称:Yanagi Farm
    所在地:長野県下伊那郡喬木村943
    連絡先:090-9359-2230
    営業時間:9:00~17:00
    定休日:不定休
    ※詳しくはコチラ→ https://peraichi.com/landing_pages/view/shinshu-remon

  • 名称:工人船工房
    所在地:長野県下伊那郡喬木村5627-2

    「菊六ッ目フタ付篭」47,000円
    「おにぎり篭(ランチBOX)」23,000円
    「2間飛び横編み」18,500円
    「平型盛篭」27,000円

※掲載している情報は放送時のものです。変更される可能性がございますので予めご了承ください。