2022年10月2日放送
番外編 決まっててゴメン 岐阜・多治見市
番組放送20年目に突入した1ヵ所目は岐阜県多治見市。
町並が一望できる『虎渓公園』の展望台から旅を始めます。
まず訪れたのは、多治見市が全国屈指の生産量を誇る「モザイクタイル」の未来の形「タイルジュエリー」を生産・販売する『鈴木タイル店 七窯社』。元は建物の角に使われる「役物」と呼ばれるコーナータイルを専門に作る会社ですが、何かタイルを使った雑貨が作りたい、と社員やインターンシップからアイディアを募ったところ「アクセサリーはどうか」ということになり、2013年に美濃焼の製法や描画手法を使ってアクセサリーを開発。
社長の鈴木さんは「デザイナー自身が『身につけたい』と思う作品を作ってほしい」とお願いしているんだそう。2022年、コーナータイルの製造工程で生まれる端材や産業廃棄物として処理するしかなかった廃釉薬など「もったいないモノ」を再利用し、さらに価値を生み出す目的で貴金属と高度な技術を使って「ジュエリー」を開発。「捨てるはずだった釉薬を焼いてみたら、色んな色が混ざって不思議なグレーになった」という社長に「白黒ハッキリさせるのも大事だけど、いろいろ混ざって生まれるグレーな判断を許容する心も大切ですね…」とウドちゃん。何時になく深い話になったところで「アクセサリーやジュエリーを身につけタイル!」と落としてお別れしたのでした。
次に訪れたのは「多治見市を世界一の紅葉の町にしたい!」と願い、植林を続けモミジを原料にした食品や飲料を生産・販売する『もみじかえで研究所』。所長の本間さんは大学時代、ふと窓の外を見ると真っ赤なモミジが。「ちょっと調べてみようかな…」と研究してみたところ、紅葉したモミジにどっぷりはまってしまい、モミジの可能性について研究を続け、29歳で独立して研究所を設立するほどに。
「食べられるモミジ」「世界初のモミジサイダー『もゆるは』」「モミジクッキー」「モミジ茶」などを地元の企業やお店とコラボして開発、イベントなどに出展して人気を博しているのだとか。
モミジの葉60枚分の成分を含み、キレイな紅色のモミジサイダー『もゆるは』を試飲してみたウドちゃんは「おいしい!後味は紅茶のような… 紅いからかな?」と驚きの様子。
研究所の窓から見える植林したモミジを見ながら「『多治見と言えばモミジ』と言われるくらいにしたいですね」と壮大な展望を語った本間さん。
ふと思いつくキッカケはどこにでもあっても、それを形にして成功するのは奇跡的。
多治見市でそんな奇跡に2つ出会ったウドちゃんなのでした。
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名称:七窯社 鈴木タイル店
所在地:岐阜県多治見市高田町8-106
営業時間:10:00~18:00 (土曜日は15:00まで)
連絡先:0572-22-0388
定休日:日曜日、祝日
ジュエリー 16500円~
アクセサリー 1100円~
※詳しくはコチラ→ https://nanayosha.com/ -
名称:もみじかえで研究所
所在地:岐阜県多治見市廿原町787-1
連絡先:0572-44-7950
営業時間:9:00~17:00
定休日:土、日曜日
※ウドちゃんがいただいたのは
もゆるは もみじスパークリング 390円
もゆるは もみじ茶 ティーパック 10個入り 1650円
※詳しくはコチラ→ https://www.momijikaedelab.jp/
※掲載している情報は放送時のものです。変更される可能性がございますので予めご了承ください。