2023年4月2日放送
番外編 決まっててゴメン 三重・御浜町
今回の旅の舞台は三重県・御浜町!
今回の御浜町を旅すると、愛知・岐阜・三重3県のすべての市町村の旅をコンプリート!
『年中みかんのとれる町』として売り出している御浜町。温暖な気候と日射量の多い山間部にはミカン農園が多く、その中でも栽培から製品加工、店頭販売まで一貫している唯一の農園が『すぎもと農園』。14haの農地で様々な品種の柑橘類を栽培し、基本的には一年中ミカンを出荷できる体制を取っているんだそう。
人気は、樹上で完熟させ、一番美味しい旬に収穫した柑橘類をそのまま搾った「果汁100%ジュース」。贈答品にと全国から注文が来るという。圧巻なのは、11月が旬の「温州ミカン」を1月まで「袋がけ」して大切に手間ひまかけて育てたものを搾った『宝珠』。なんと720mlで5400円!どうしても飲んでみたいウドちゃん、11月に搾った『みかん旬しぼり』と12月に搾った『完熟みかん搾り』との違いを飲み比べてみることに!ジュース3本で9288円!さすがに飲む前に「緊張します…」とビビり気味。まずは普通のミカンの『旬しぼり』。いや、これも甘さと酸味のバランスが良く充分美味しい。『完熟みかん搾り』は甘さと爽やかさのバランスが絶妙!そしてもはや異次元の美味しさと言われている『宝珠』は… 芳醇な香り、味の濃さ、甘さが飛び抜けてスゴい!「参りました…もうこれから普通のミカンジュース飲めないです」と泣きそうなウドちゃん。すぎもと農園の皆さんの『ミカン愛』が体中に染み渡る異次元の体験でした。
次は、日本では御浜町でしか栽培されていないインド原産のアッサム茶の原木から作った紅茶があるということで尾呂志地区へ。明治時代にインドから持ってきたアッサム茶の種子を温暖多雨な現地に似た御浜町の尾呂志地区で育てることに成功し、当時は「インド茶」と呼ばれて普通に番茶として飲まれていたのですが、普通にお茶として飲むと苦みが強く人気がなかったそう。それから130年。御浜町に「幻のお茶の原木」があるということで1999年、地元の有志が集まり、紅茶の製法もゼロから学び2005年についに幻の紅茶「尾呂志アッサム茶」として商品化に成功しました。
『熊野古道交流センター さぎりの里』で「尾呂志アッサム茶」を作るチームのリーダー山田さん、仲間の山中さん、山下さんに当時の苦労話を聞かせてもらいました。
山田さんたちは今後は次世代がこの紅茶作りを受け継ぎ、増産されるのが夢だという。
24年かけてもまだまだ勉強、という話を聞き、原種の畑も見せてもらいその苦労の歴史も感じたウドちゃん。最後は『さぎりの里』にある『さぎり茶屋』で尾呂志アッサムティーをいただくことに。
山田さんたちが苦労の末、商品化した「幻のアッサムティー」は香りもよく、旨味、渋味、苦みのバランスが取れた美味しい和紅茶。贅沢なアフタヌーンティを過ごして旅を終えたウドちゃんなのでした。
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美味しそうなみかんでしたね〜。三重にいながらまだまだ知らない事だらけです。
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ウドちゃんの表現でなんとなく違いがわかるみかんジュース。飲んでみたいな。
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1本5000円以上する最高峰のみかんジュースどんな味なのかとても気になります。プレゼントにならないかな?なんて思ってしまいました。
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「アッサム茶」の品種保存に24年間も取り組んで来られた方の事を知り、”さぎり”に寄って飲んでみたいと思いました。
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ウドちゃん東海コンプリート!おめでとうございます!!!
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名称:七郷御浜ふれあいビーチ
所在地:三重県南牟婁郡御浜町阿田和 -
名称:すぎもと農園
所在地:三重県南牟婁郡御浜町神木394
連絡先:05979-2-0086
※ウドちゃんがいただいたのは
みかん旬しぼり…1728円
完熟みかんしぼり…2160円
宝珠しぼり…5400円
※詳しくはこちら→ https://o-mikan.com/ -
名称:熊野古道地域センター
所在地:三重県南牟婁郡御浜町上野 -
名称:さぎり茶屋
所在地:三重県南牟婁郡御浜町上野616-2
連絡先:05979-4-1417
営業時間:ランチ 11:00~14:00、ディナー 18:00~21:00
(ディナーは、事前に問い合わせください)
定休日:月曜、第2・第4火曜
※店内にて飲食・茶葉の購入可。発送対応等はしておりません。
※ウドちゃんがいただいたのは
尾呂志アッサム茶…350円~
※アッサムティーに関しては、下記まで。
アッサムティ21
連絡先:05979-2-3918(一度、『御浜印章』へ繋がります。問い合わせ内容をお伝えください。)
※掲載している情報は放送時のものです。変更される可能性がございますので予めご了承ください。