尾張名古屋の原点とも言える名古屋城は、
江戸時代から続く数々の歴史を持っています。
元和元年に完成した本丸御殿は、
当時最高峰の技術によって建設されたものでした。
昭和三十四年には、かつて戦火によって失われた名古屋城が再建されました。
この再建は、「名古屋のシンボルを取り戻したい」という
市民の強い思いと寄付金によって実現されたものです。
約五百年もの歳月の中で、圧倒的な存在感を放ち続けている名古屋城。
伝統と技術、そして人々の情熱がそれを支えてきました。
名古屋城夜会は、尾張名古屋の伝統や古き良き文化を再発見し、
そこに革新的なアイデアや先端テクノロジーを掛け合わせることで
「新たな名古屋の姿」を発信します。
過去を見つめ、未来を見つける。
名古屋の新しい歴史が、ここから始まります。
光の演出や食の催しによる『五感で愉しむ和の集い』をコンセプトとした
「名古屋城夜会 by 1→10」を開催いたします。
「名古屋城夜会 by 1→10」では、本丸御殿を舞台にしたプロジェクションによる巨大絵巻物や、
随所に配された光の演出をご体験いただきながら、
名古屋の土地の魅力を最大限に引き出した、
ここだけの美食を味わえる「食と文化の地産地消」をお楽しみいただけます。
名古屋城夜会の企画・演出は、古くからある日本各地の伝統文化を見直し、革新的なクリエイティブやテクノロジーを掛け合わせる日本文化アップデートプロジェクト「JAPANESQUE PROJECT」を展開している近未来クリエイティブ集団「1→10」が手掛け、名古屋城を舞台に冬の期間限定で“NAGOYA MEETS NEW HISTORY”をコンセプトに、名古屋の過去・現在・未来を示す“歴史絵巻”が巨大絵巻物として出現。時空を超えるような光の演出と食で嗜む伝統の宴が催されます。
最先端テクノロジーを軸に、デジタル技術を駆使した新サービスの開発や、プロジェクションマッピング・XRなどを活用した商業施設やイベントのデジタル演出などを行っている近未来クリエイティブ集団。
2018年1月に行われた東儀秀樹出演の「源氏物語音楽絵巻〜儚き夢幻〜」でのデジテル映像表現、また7月に行われた市川海老蔵出演の「歌舞伎座百三十年 七月大歌舞伎 夜の部 『通し狂言 源氏物語』」でのイマーシブ(没入型)プロジェクションなどに見られる、日本の伝統文化と先端テクノロジーの融合によるアート活動のMixedArts(複合芸術)プロジェクトや、夜の旧芝離宮恩賜公園を活用したライトアップイベントの総合演出、パラスポーツとテクノロジーを組み合わせた新しいスポーツエンタテインメントのCYBER SPORTSプロジェクトなど、多くの独自プロジェクトも進行しています。http://yakai.jp/nagoya/