2024年9月7日(土)、8日(日)
Niterra日本特殊陶業市民会館ビレッジホール
実の息子も敵に回し、全世界を敵に回しても、前人未到の道に進もうとした皇帝フェデリコの物語
佐々木蔵之介が立ち上げ主宰する演劇ユニットTeam申の第5回本公演として上演された「君子無朋(くんしにともなし)」(2021年8月)。以来3年ぶりに、待望の佐々木蔵之介×阿部修英×東憲司のコラボレーションで、全てにおいて規格外の“神聖ローマ皇帝フェデリコ”の実像に迫ります。
今回は、キリスト教に支配されていた中世ヨーロッパで、当時の最高権力者のローマ教皇から最大の罪である「破門」を三度!言い渡されながら、たった一人で時代の門を破り、次の時代をこじ開けた皇帝フェデリコ、実の息子をも敵に回し、敵である異教の君主と友情を育むなど誰も思いもよらない方法で前人未到の道に進もうとした男の真実とは何かを描き出します。時代の閉塞感を一気に貫き、開かずの「門」を「破る」。現代にこそお届けしたいエンターテイメントです。
本作品で、主演を務めるのは、情熱溢れる演技で多くの人を魅了し、ドラマ・映画・舞台と数多くの作品で活躍し続ける、日本演劇界には欠かせない存在の佐々木蔵之介。既存の権威は全て無視、己の眼で見た事しか信じず未来への重き扉を1人で無理やりこじ開けた、破門皇帝・フェデリコを演じます。
そして、フェデリコと対峙する息子ハインリヒを演じるのは、アーティストとしてはもちろん、俳優としてもドラマ・映画・舞台と幅広く活躍する上田竜也。初共演の佐々木と父子の確執を描き出します。
さらに、この豪華な二人の競演に花を添えるのは、イスラム教の聖地エルサレムを奪還すべく十字軍の遠征に執念を燃やす、カトリック最高権威者ローマ教皇グレゴリウスを、その確かな演技力とおかしみで独特の存在感を放つ六角精児。また、時空を超え、世界の行く末を見守り続ける常闇の一族の末裔イザベルを「第29回 読売演劇大賞杉村春子賞受賞」の那須凜。フェデリコが唯一人心を通わせ、心震わせた心の友イスラムの君主アル・カーミルを栗原英雄が、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で見せた哀愁と知性を漂わせながら演じます。さらに近年話題の舞台への出演が続く「劇団柿喰う客」の田中穂先、東演出の舞台でひときわ活躍する石原由宇と、独特様々なジャンルで活躍する豪華実力派キャストが集結しました。
13世紀、中世ヨーロッパ。
神聖ローマ皇帝となったのがフェデリコ2世(1194~1250)。
100年やっても決着しない戦争の無駄に気付き、得意のアラビア語を駆使し敵の長と「文通」。
十字軍を停戦し奇跡の平和を築く。だが神の意に沿わぬ和平は教皇の怒りを生み、中世最大の罰「破門」(戸籍抹消。社会的な死刑)を受ける事に。
“神の代理人”教皇との罵詈雑言の応酬や、父が天才すぎて理解できぬ息子の悲哀と確執、その父子の対決と理解の長い旅路は、世界に何をもたらすのか…
『破門フェデリコ』の壮大な物語が始まります。
【作】阿部修英
【演出】東憲司
【出演】佐々木蔵之介 上田竜也 那須凜 栗原英雄 田中穂先 石原由宇 六角精児 ほか
※公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしかねます。
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日時 | 2024年9月7日(土)12:00開演/17:00開演、8日(日)12:00開演 ※開場は開演の30分前 |
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会場 | Niterra日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール |
チケット発売日 | 2024年7月6日(土) |
チケット価格 | 全席指定:12,000円 車いす席:12,000円 ※全席指定・税込 ※未就学児入場不可 ※車いす席はメ~チケ(電話のみ)にて一般発売より取り扱い |
チケット取り扱い | |
主催 | メ~テレ、メ~テレ事業 |
企画製作 | 株式会社パルコ |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
問い合わせ先 | メ~テレ事業 052-331-9966(平日10:00~18:00) |