メ~テレ
名古屋テレビ 放送番組審議会だより
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【:2003年5月分:】
このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は11名で、会議は毎月1回、年間10回(8月と12月は休会)開催されます。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1土曜日の午前6時45分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。
2003年度放送番組審議会委員(敬称略)
~11名~
委員長 呉智英 (評論家)
副委員長 片木篤 (名古屋大学大学院教授)
委 員 野嶋孝 (中部電力副社長)
河合弘登 (河合塾理事長)
海月ルイ (作家)
(名古屋青果社長)
田代正美 (バロー社長)
藤井英明 (ゲイン代表取締役)
萩原喜之 (中部リサイクル 運動市民の会代表)
下垣真希 (声楽家)
韓基徳 (愛知韓国商工会議所事務局長)
第444回 名古屋テレビ放送番組審議会
開催日 平成15年5月16日(金)
委  員  長 呉智英
副 委 員 長 片木篤
委 員 野嶋孝
河合弘登
海月ルイ
田代正美
藤井英明
萩原喜之
下垣真希
韓基徳
~以上10名~

議題
(1) 事業報告(番組の改善、受賞作品について)
(2) 「ローカルニュースのあり方」について、「メ~テレワイド スーパーJチャンネル」を題材に審議
(3) その他

議事の概要
 事業報告(番組の改善、受賞作品について)
  • 4月の審議会で委員から指摘のあった、「サンダー5」のセレブのコーナーについて、制作担当者と協議し終了することとしました。
  • 同じく「サンダー5」の投稿に関して、ホームページを充実しました。
    また、番組内でのアドレスを放送中表示することとしました。
  • メ~テレのキャンペーンCM「アナウンサー オオカミ編」が、ギャラクシー賞の奨励賞を受賞しました。
    *ギャラクシー賞
    放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組、個人、団体を顕彰するために1963年に創設。テレビ部門、ラジオ部門、CM部門で構成されている 。

■「ローカルニュースのあり方」について、「メ~テレワイド スーパーJチャンネル」を題材に審議
「メ~テレワイド スーパーJチャンネル」は、毎週月曜日から金曜日の午後4時59分から6時55分まで放送しているニュース番組です。3部構成で1部と3部がローカルニュース主体の放送となっています。
委員の主なご意見を紹介します。
  • これだけの時間をとって、いろんなジャンルで掘り下げをしてローカルニュースを見せることは、この地域にとってもいいことだ。
  • 「怒~なの!」で思うことだが、この地方は世の中を変える力のある地域だ。ただ動かないだけだ。納得して気付いたら、他の地域よりもはるかにエネルギーを持っていて、きっかけを作ったらすごく変わっていく。そういう意味でメディアの役割は大きい。
  • 突撃取材は必要だと思うが、法哲学、法思想的な理論武装も考えておかないといけない。
  • ニュースに限らず、各局が同じ時間帯に同じ番組を流すと、視聴者の選択の余地が無くなる。そんな中で、視聴者におもねることなく、局独自のカラーと姿勢をはっきり出したほうがいい。

 

という指摘がありました。
これに対し局側から、「いろんなニュースがある中で、視聴者に関心を持ってもらうためのカラーを出すために『こだわりのニュース』コーナーを設け、他局とは違う取り上げ方に心掛けています。視聴者に知ってもらわなければならないこと、国民の知る権利に応えなければならない情報など、形を工夫して視聴者に関心を持ってもらうよう放送する義務があります。「つまらないから」といって放送を止めるわけにはいかないニュースもあります。これにどう取り組んでいくかが、これからの課題です」との回答がありました。

■その他
6月の放送番組審議会は、13日(金)午前10時30分からの開催予定。
毎週土曜日深夜0時30分から放送の「メ~テレナイト ロノの魂」を審議していただく予定です。