メ~テレ
名古屋テレビ 放送番組審議会だより
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【:2004年10月分:】
 このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
 名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は11名で、会議は毎月1回、年間10回(8月と12月は休会)開催されます。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
 名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1土曜日の午前6時45分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。
2004年度放送番組審議会委員(敬称略)
~11名~
委員長 呉智英 (評論家)
副委員長 片木篤 (名古屋大学大学院教授)
委 員 (名古屋青果社長)
田代正美 (バロー社長)
藤井英明 (ゲイン代表取締役)
萩原喜之 (中部リサイクル 運動市民の会代表)
韓基徳 (愛知三愛福祉会事務長)
柳田博明 (NPO新産業創造研究会理事長)
山本泰一 (徳川美術館副館長)
杉浦昭子 (スギ薬局副社長)
田中正次 (日本リガメント代表取締役)
第458回 名古屋テレビ放送番組審議会
開催日 平成16年10月15日(金)
委員長 呉智英
副委員長 片木篤
委 員 田代正美
藤井英明
韓基徳
山本泰一
田中正次
~以上7名~

議題
(1) 自社制作番組「どですか」「スーパーJチャンネル」「ぱっぱ屋」を審議。
(2) 次回開催予定


■自社制作の報道情報番組
「どですか」「スーパーJチャンネル」「ぱっぱ屋」を審議。
委員の主なご意見を紹介します。
◆『どですか』について。
  • 「最初のころ矢野さんと宮地さんの役割分担が余りはっきりしていなかったが、『矢野のツッコミ、宮地のボケ』という形で、掛け合い漫才としてのやり方が定着してきたのかなと思った。」
  • 「新聞の論評をする時間があるが、新聞の中にあるものをただ紹介するだけだ。そこに何らかの意見がないと、他人の情報にただ乗りしたようなことにならないかという気がする。他人の情報をいかに料理して味付けをして見せるか、工夫してほしい。」
◆『スーパーJチャンネル』について。
  • 「ごく普通のニュース番組で、特に可もなく不可もないという感じだ。」
  • 「カメラアングルがアナウンサーの横から見上げるような形でなめていくようなものがあるが、それが本当に必要なのか。盛り上げることが、ニュースでもときには必要なのかもしれないが、ちょっと違和感を覚えた。」
◆『ぱっぱ屋』について。
  • 「大須を離れてしまったのは残念だ。テレビの機動力からいうと、商店街に定まった空間の中で閉じこもっているというのは、そもそも無理があり、それをどうやって克服していくのか、そこを期待していた。」
  • 「『大須』を取ってしまうと、通常のグルメ番組になっているような気がした。グルメは、よほどの仕掛けをしないとみんな驚かなくなってしまっている状況であり、他のグルメ番組との差別化を図るために切り口を工夫するべきだ。」
◆全番組を通して。
  • 「中日優勝のときの軌跡というVTRが各番組で何度も放送され気になった」
  • 「地元のタレントやアナウンサーを起用して、地元の情報を取り上げていくのは、体力的にも予算的にも大変だと思うが、こういう地元を大事にする名古屋テレビの姿勢には可能性を感じる」

との評価がありました。

 

■次回開催予定
11月25日(木)午後2時からの予定。