名古屋テレビ　放送番組審議会だより - 名古屋テレビ【メ～テレ】

２００６年度放送番組審議会委員（敬称略）～８名～
委員長	柳田博明	（東京大学名誉教授）
副委員長	藤井英明	（ゲイン代表取締役)
委員	水谷博之	（弁護士）
	呂雷寧	（名古屋大学大学院生）
	水野稔朗	（東邦ガス取締役副社長）
	土屋嶢	（大垣共立銀行取締役頭取）
	中西智子	（三重大学教育学部教授）
	藤田六郎兵衛	（能楽笛方藤田流十一世家元）

第４７５回　名古屋テレビ放送番組審議会
開催日　平成１８年６月２１日（水）
委員長	柳田博明
副委員長	藤井英明
委員	水谷博之
	呂雷寧
	水野稔朗
	中西智子
	藤田六郎兵衛

～以上7名～

(1)　業務報告
(2)　自社制作番組「どですか！」を審議
(3)　次回開催予定

（1）業務報告

・決算取締役会報告　（堀　社長）

（2）自社制作番組「どですか！」を審議

「どですか！」は月～金朝6時から8時まで放送の朝の情報番組です。5年目を迎え、好評につきこの4月から土曜日も6時30分から放送を始めました。6月3日（土）放送分を中心に審議しました。

《委員の主なご意見を紹介します。》

月～金とはまた違う雰囲気で、さわやかなふわっとした感じがし、肩がこらなくていいと思った。
地元のきめ細かい情報を網羅し、自社制作番組としての特色がでていた。
1週間のニュースがまとめて流れてくるので、いろいろな話題や過去の内容が確認できていい。
同じニュースでも放送の時間によって切り口を変えることで、最初から見ている人を飽きさせず、途中から見始めた人にも配慮している構成になっていた。
土曜日の朝は外出しなければゆっくりしているので、月～金とは構成を変え、真ん中あたりでまとまった情報を工夫して提供すると番組に重みがでるのではないか。
天気予報は回数も情報量も多く、テロップを効果的に用いていてとても役に立つと思う。土曜は出かける人も多いと思うので航空便、新幹線だけでなく、高速道路や遊園地への交通情報もあるといいのではないか。スポーツ情報が1回しかないのは残念に思った。
4、5年以上前は名古屋コンプレックスがあり、何となくマイナーな感じがしていたが、万博を契機にではないが、割とみんながプライドを持ち始めた。出演者、見ている人が、名古屋は実はそんなに卑下することなく、いい町だと思っている気分をいち早くすくいとっているのがこの番組だと思う。名古屋を個性として上手に番組から発信していると思った。
行楽のスポット情報は行ってみたいなという場所もあったが、それに加えて演劇・コンサートやお祭りなど、地域の文化にふれる情報をまとめて紹介する部分があると、もう少し地域密着という番組の特色が出るのではないか。

これに対し局側は

ふわっとした感じで番組全体をさわやかに作りたいというニュアンスが伝わってうれしかった。

と回答しました。