名古屋テレビ　放送番組審議会だより - 名古屋テレビ【メ～テレ】

２００７年度放送番組審議会委員（敬称略）～８名～
委員長	水谷博之	（弁護士）
副委員長	水野稔朗	（東邦不動産取締役社長）
委員	土屋嶢	（大垣共立銀行取締役頭取）
	中西智子	（三重大学教育学部教授）
	藤田六郎兵衛	（能楽笛方藤田流　十一世家元）
	佐分晴夫	（名古屋大学理事・　副総長）
	遠藤登喜子	（国立病院機構名古屋医療センター放射線科部長）
	ジョンギャスライト	（タレント、コラムニスト、エコロジスト）

第４８６回　名古屋テレビ放送番組審議会
開催日　平成１９年７月１８日（水）
委員長	水谷博之
副委員長	水野稔朗
委員	中西智子
	藤田六郎兵衛
	佐分晴夫
	遠藤登喜子
	ジョンギャスライト

～以上7名～

(1)　業務報告
(2)　自社制作番組　月～金　朝６時から８時放送「どですか！」６／２７放送分を審議
(3)　次回開催予定

（1）業務報告

メ～テレ開局45周年記念特別企画「紅いスクープ～世紀の中国報道その光と影～」平成19年度日本民間放送連盟賞　テレビ部門　中部北陸地区審査会　報道部門「審査員特別賞」の受賞について
ＢＰＯとの合意書締結について
当社のコンプライアンス体制について

　　　　（以上コンプライアンス室から報告）

（2）自社制作番組　月～金　朝６時から８時放送「どですか！」６／２７放送分を審議

委員の主な意見です。

他局の同時間帯は全国ネットの番組が放送されている中で、「どですか！」は地元に密着したさまざまな情報を発信し、加えて宮地さん、矢野さんの飾らない、ざっくばらんなやり取りもまた番組の魅力となっており、メ～テレのオリジナリティを強く感じる番組である。
途中から見始める視聴者のために、天気や交通、ニュースや芸能、そして、スポーツといったさまざまな情報を繰り返し放送するなど、いつから見ても多くの情報収集が可能な番組としている。また、すべてを通して見る視聴者に対しては、番組中盤の７時ごろから宮地さんと矢野さんに登場してもらい、飽きさせることのない番組としている。こうした視聴者をうまく引きつけるように工夫された構成に感心した。
難しい年金問題を興味深く理解しやすいように取り上げ、視聴者に役立つ情報をわかりやすく解説していた点がよい。
地域密着の自社制作番組として、災害時にもきめ細かい地域の情報を伝える手段として威力を発揮できる番組である。視聴者の期待も大変大きいと思う。
「どですか！弁当」のような企画は、視聴者が番組を身近に感じることができて大変いいと思う。
地元の催し物の紹介をもっと増やすとよいのでないか。地域情報の入手手段として定着する可能性がある。
芸能コーナーの時間の長さが気になった。特に前半部分（6時台）は、多くの時事関係の情報収集を望む社会人の視聴者も多く、物足りなさを感じる人も中にはいるのではないか。芸能関係も視聴者ニーズの高い重要な情報ではあるが、時間帯によるメリハリが必要である。
番組終盤で、話の途中でＣＭが入り話が途切れた。最後は締まりよく終わるほうがいい。

局側は

「時間帯ごとの視聴者ニーズに応えていくため、きめ細かな構成に努めたい。」
「今後も宮地さん、矢野さんのキャラクターを生かしながら、名古屋発の番組ということをアピールするための番組づくりをしていきたい。」

と応えました。