メ~テレ
名古屋テレビ 放送番組審議会だより
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【:2008年9月分:】
 このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
 名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は8名で、会議は毎月1回、年間10回(8月と12月は休会)開催されます。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
 名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1日曜日の午前5時35分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。
2008年度放送番組審議会委員(敬称略)
~8名~
委 員 長 水谷博之 (田嶋・水谷法律事務所弁護士)
副委員長 水野稔朗 (東邦不動産株式会社 相談役)
委 員 佐分晴夫 (名古屋大学理事・副総長)
遠藤登喜子 (国立病院機構名古屋医療センター放射線科部長)
ジョン・ギャスライト (タレント、コラムニスト、エコロジスト)
岩田義文 (イビデン株式会社代表取締役会長)
谷川憲三 (株式会社第三銀行代表取締役会長)
小林かおり (同朋大学文学部准教授)
第497回 名古屋テレビ放送番組審議会
開催日 平成20年9月3日(水)
委員長 水谷博之
副委員長 水野稔朗
委 員 遠藤登喜子
ジョン・ギャスライト
岩田義文
谷川憲三
小林かおり
~以上7名~

議題
(1) 業務報告
(2) 8月18日(月)・25日(月)放送『ビートたけしのTVタックル』審議
(3) 次回開催予定

議事の概要
(1)業務報告
  • 第14回PROGRESS賞Bブロック選考結果について(事務局)

(2)8月18日(月)・25日(月)放送『ビートたけしのTVタックル』を審議

委員の主な意見です。
  • 事実を編集して展開する部分と、出席者が自由に討論する部分が適当に配置されており、1時間、飽きずに見ることができる。
  • VTRが通常の報道番組よりわかりやすくクリアにまとめられており、一週間のできごとがわかりやすい。
  • 国民目線で政治をとらえなおしている。
  • 与野党の攻防に終始し政策の本質に迫りきれていない。
  • 国民が蚊帳のそとに置かれている。
  • テーマが多すぎ、各テーマが途中できられて、言いっぱなしの感がある。
  • もう少し多面的にかつ整理して議論されてもよいのではと感じる。「政治の劇場化現象」を助長することなく、「健全な」世論形成に寄与するには慎重な編集も必要に思われる。
  • タケシの存在感が不足しているのは残念、物足りない。
  • ビートたけしは「すべてのものを大衆化する王様」。国民目線で政治をとらえなおすという狙いが彼に託されている。彼の存在感が重要でしゃべりが少なくても十分役割を果たしているといえる。
などのご意見が出されました。

局側は

  • 大物の政治家を出演させて欲しい、という視聴者の要望に答え7年前から今のような内容にした。等身大の政治家を見てもらい、結論を押しつけるのではなく、最終的な判断は視聴者にゆだねるようにしている。テーマVTRは報道ニュースよりわかりやすくを念頭に作っている。ビートたけしは、サーカスの団長という立ち位置で、程よい味付け役に徹してもらっている

などと答えました。



(3)次回開催予定
次回の放送番組審議会は10月1日(水)午後3時30分からです。
審議番組はテレメンタリー2008終わらない小泉劇場~岐阜「女の戦い」900日の真実、および放送番組全般についてです。