メ~テレ
名古屋テレビ 放送番組審議会だより
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【:2009年2月分:】
 このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
 名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は8名で、会議は毎月1回、年間10回(8月と12月は休会)開催されます。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
 名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1日曜日の午前5時35分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。
2008年度放送番組審議会委員(敬称略)
~8名~
委 員 長 水谷博之 (田嶋・水谷法律事務所弁護士)
副委員長 水野稔朗 (東邦不動産株式会社 相談役)
委 員 佐分晴夫 (名古屋大学理事・副総長)
遠藤登喜子 (国立病院機構名古屋医療センター放射線科部長)
ジョン・ギャスライト (タレント、コラムニスト、エコロジスト)
岩田義文 (イビデン株式会社代表取締役会長)
谷川憲三 (株式会社第三銀行代表取締役会長)
小林かおり (同朋大学文学部准教授)
第501回 名古屋テレビ放送番組審議会
開催日 平成21年2月4日(水) 15:30~17:00
委員長 水谷博之
副委員長 水野稔朗
委 員 佐分晴夫
遠藤登喜子
ジョン・ギャスライト
岩田義文
谷川憲三
小林かおり
~以上8名~

議題
(1) 業務報告
(2) 1月19日(月)放送「報道発ドキュメンタリー宣言」審議
(3) 次回開催予定

議事の概要
(1)業務報告
  • 裁判員裁判の取材における基本スタンス(骨子)について

(2)1月19日(月)放送「報道発ドキュメンタリー宣言」を審議

委員の主な意見です。

  • 良識のある大人が楽しめ、かつ、考えさせられるドキュメント番組を19時台に放送する試みは、大変価値がある。まさに月曜の夜を変える番組。
  • ゴールデンタイムにあえて骨太のドキュメンタリー番組を放送することを高く評価する。
  • 大変良い番組で時間を忘れて引き込まれた。
  • 日本の将来に警鐘を鳴らすとともに人間ドラマとして視聴者に強く訴えていた。
  • 女性看護師の健気な姿から、ドヤ街の悲惨さよりも温かみを感じた
  • 感動と社会的メッセージの伝達という二点の折り合いがうまくついていない。
  • 主人公たちの掘り下げ方が、断片的で不十分。
  • ホスピスや訪問介護を運営する組織などについて説明不足の情報があり、不親切である。
  • 行政側の対策の必要性がもう一つ浮かび上がっていない。
  • 雇用問題だけでなく、社会のセーフティ・ネットをどうするのか、という一面も取り上げて欲しかった。
などのご意見が出されました。

局側は

19時台にニュースを求める視聴者ニーズに答えたのがこの番組。今回の作品は、未曾有の経済不況が進む中で、当初の福祉から日本の最悪の未来予想図にテーマを変えたためメッセージが不十分になった。今後一作一作信頼感を積み重ね、定着させたい。

などと答えました。



(3)次回開催予定
次回の放送番組審議会は3月4日(水)午後3時30分~です。
審議番組は、「UP!」です。