2024年8月3日(土)~9月21日(土)
松坂屋美術館
今から160年余り前の1862年、チャールズ・ラトウィッジ・ドッドソン(ペンネーム:ルイス・キャロル)が友人の娘アリス・リデルに即興で語ったお話が、『不思議の国のアリス』の誕生です。
1864年のクリスマスに、キャロルは、そのお話に挿絵をつけた手作り本『地下の国のアリス』を彼女にプレゼントしました。その後、キャロルは著名な風刺挿絵画家のジョン・テニエルに挿絵を依頼し、1865年、英国マクミラン社から『不思議の国のアリス』として出版しました。1871年には、続編となる『鏡の国のアリス』が出版されています。
それから、ジョン・テニエルの挿絵に色付けしたカラー版「リトル・フォークス・エディション」が1903年に出版された後、テニエルの挿絵をもとに、1911年には水彩画家ハリー・シーカーが16点、当時マクミラン社で活躍していた画家ジョン・マックファーレンが1921年から27年の間に34点を描きました。そして、1995年、出版130周年を記念し、シーカーが残した挿絵76点が、女流画家ディズ・ウォリスによって描かれ、『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』のすべての挿絵がカラー化したのです。
英国マクミラン社のアーカイブからの一挙公開は日本初です。
日時 | 期間:2024年8月3日(土)~9月21日(土) 開館時間:10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで) ※会期中無休 |
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会場 | 松坂屋美術館(松坂屋名古屋店 南館7階) 〒460-8430 名古屋市中区栄三丁目16番1号 |
チケット発売日 | 5月10日(金) 10:00~ |
チケット価格 | 一般:1,500円(1,300円) 高・大生:1,200円(1,000円) 小・中学生:700円(500円) ※未就学児以下無料 ※( )内は前売・優待価格 ※障害者手帳、小児慢性疾患手帳、被爆者健康手帳、特定疾患医療受給者証をお持ちの方は、ご本人とお付添の方1名様まで無料。(身体障害者用スマホ手帳(ミライロID)のご提示についても同様) |
チケット取り扱い | |
主催 | 不思議の国のアリス展 名古屋実行委員会 |
特別協力 | 英国マクミラン社、株式会社タトル・モリ エイジェンシー |
後援 | 日本ルイス・キャロル協会 |
企画制作 | 東映株式会社 |
問い合わせ先 | 松坂屋美術館 052-251-1111(大代表) |