JR東海社長が情報発信に「課題」 25万人に影響した新幹線の脱線事故

2024年8月8日 16:59
愛知県内で東海道新幹線の保守用車両が脱線し25万人に影響が出た事故についてJR東海の丹羽俊介社長は事故のあと、利用者への情報発信の仕方に「課題があった」との認識を示しました。

JRの事故(7月22日)

 7月22日未明、東海道新幹線の豊橋駅と三河安城駅の間の上り線で保守用の車両が衝突・脱線し、名古屋駅と浜松駅の間で終日運転を見合わせ、およそ25万人に影響が出ました。

 JR東海は事故直後から自社のSNSアカウントやHPで運転の再開時刻の見通しや作業の進捗について発信していましたが、作業が難航したことで再開時刻の見通しが立たなくなりました。

 丹羽社長は8日の会見で事故への謝罪をしたうえで、復旧の見通しを早く示したい一方で正確な情報を伝えることの両立に「難しさがあった」と言い、「情報提供の仕方を検討していきたい」としています。
 

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