愛知・大村秀章知事「『県民の日学校ホリデー』は予定通り進める」　河村市長は離脱を表明

愛知県が実施を発表した「県民の日学校ホリデー」制度から名古屋市の河村市長が離脱する意向を表明したことに対し、大村知事は、今年度の取り組みは予定通り進める方針を示しました。

　「困惑するのは学校現場や子どもたち、ご家庭なので、そういうところはしっかり考えてほしい」（愛知県 大村秀章知事）

　大村知事は12日の会見で、河村市長の突然の方針発表に「驚いている」としたうえで、今年度の「県民の日学校ホリデー」については予定通り進めていく方針を示しました。

　この制度は愛知県が11月27日を「あいち県民の日」とするのに合わせて、11月21日から27日までの平日1日について、学校を休日にします。

　名古屋市は今年度、11月24日を休みにすると各学校にすでに通知していましたが、河村市長は、県が一方的に実施を決めた事などから反発し、11日、この休日制度から離脱する考えを示しました。

　ただ、名古屋市は今年度についてはすでに設定した市内の学校の休日は変更しないとしています。