発がん性指摘「PFAS」を検出 水源地の周辺住民に血液検査 岐阜

2023年10月21日 18:44

岐阜県各務原市の水道から発がん性が指摘される有機フッ素化合物「PFAS」が検出された問題で、市民らに血液検査が行われました。

 各務原市の水道水の水源である「三井水源地」では、PFASの値が、国の定める目標値を3年前から超えていました。

 県内の医療機関などでつくる岐阜民医連はきょう、PFASの血中濃度を調べるため、水源地の周辺住民らおよそ130人の希望者に対し血液検査を行いました。

 結果の判明には1か月程度かかるということです。

 一方、県と市はPFASが与える健康への影響が不明確であることなどから、血液検査は行わない方針を示しています。

これまでに入っているニュース