名古屋・栄のハロウィン聖地は「蛍の光」で若者に帰宅促す 事故防止へ最大規模の警戒と工夫
2023年10月31日 19:09
ハロウィン当日の31日、「聖地」とされる名古屋・栄の「オアシス21」が閉鎖されました。
ハロウィン当日を迎えた31日。
名古屋・栄にあるエディオン久屋広場では午後5時半から、ハロウィンイベントが始まりました。
会場にはキッチンカーが出店し、ダンスなどのパフォーマンスがステージで披露されています。
午後8時まで行われるこのイベント。
会場の安全を確保するために、主催者はアルコールの販売や持ち込みを禁止しました。
さらに警備員20人を配置し、警戒にあたっています。
日本でもすっかりイベントとして定着したハロウィン。
この会場から500mほど離れた場所でも、緊張が高まりつつあります。
午後10時半には「蛍の光」で帰宅を促す
午後10時半には「蛍の光」で帰宅を促す
例年、仮装した若者を中心に多くの人が集まる、栄のオアシス21。
新型コロナによる行動制限がない今年、事故を防ぐために最大規模の警戒態勢をとることに。
オアシス21では31日午後5時から、屋上・地上・そして地下のほぼ全ての場所が閉鎖されました。
「夕方5時をすぎ、まだ日が暮れていない時間帯ですが、ハロウィンの仮装をした人たちで、賑わっています。混乱を防ぐために、その周囲を警察官が囲み、警戒にあたっています」(上坂嵩アナ)
愛知県警も31日は、100人以上を動員して周辺の警戒にあたります。
「オアシス21は主催者がいないハロウィンですので、若者らが集まって無秩序になりやすい。ここでの雑踏事故がないように、けがなく安全に終われるようにしっかりと警戒をしたいと思います」(中署栄地区対策隊 小野光彦隊長)
午後10時半には、施設のスピーカーから「蛍の光」を流し、集まった人たちに帰宅を促すということです。
(10月31日 15:40~放送 メ~テレ『ドデスカ!+』より)