経団連会長が“アンモニア発電”を視察 愛知・JERA碧南火力発電所
2024年2月9日 19:37
経団連の十倉雅和会長が、愛知県碧南市にある、燃料にアンモニアを混ぜた火力発電を始める発電所を視察しました。
JERAの碧南火力発電所4号機は、燃料の20%を石炭からアンモニアに転換して発電する、世界初の実証実験を3月開始します。
経団連の十倉会長は9日、建設中のアンモニアを貯蔵するタンクなどを視察しました。
「石炭火力発電の低炭素化、脱炭素化を実現する重要な技術であります」(経団連 十倉雅和会長)
現在、日本では国内のに二酸化炭素排出量の約4割が火力発電に由来しています。
アンモニアは燃えても二酸化炭素が出ないため、石炭から置き換えた分だけ二酸化炭素を減らすことができるとされていて、JERAは早ければ2027年度に本格稼働することを目指しています。