再起をめざすストライカー グランパスのベテラン永井謙佑 家族と共に歩む新シーズン
2024年2月22日 17:49
23日に開幕する「明治安田J1リーグ」。グランパス在籍9シーズン目を迎えたベテラン永井謙佑選手の家族と共に歩む、スピードスターに迫りました。
永井謙佑選手
14年ぶりのリーグ制覇へ、今シーズン新たに13人が加わる、大型補強を行ったグランパス。
「リーグチャンピオンを目指して今シーズンは戦いたい」(グランパス 長谷川健太監督)
パトリック選手
中でも、攻撃陣は去年京都で10得点のパトリック選手。
山岸祐也選手
福岡で2年連続2ケタゴールの山岸祐也選手を獲得するなど、得点力不足の解消へ選手層に厚みが増しました。
左から長男・琉大くん、永井選手、長女・藍悠ちゃん
「何かしらのタイトルを取りたい」
より熾烈なレギュラー争いが繰り広げられるなか、再起をめざすストライカーがいます。
「何かしらのタイトルを取りたい。あと何年(現役を)できるかわからないので」(グランパス 永井謙佑選手)
「パパが引っ張らないと」(長男 琉大くん)
家族の期待を背に新たなシーズンに挑むのが永井謙佑選手(34)。
持ち味は最速50m5秒8を誇る異次元のスピード。
2012年に23歳で臨んだロンドンオリンピックでは日本代表のエースとして、44年ぶりのベスト4進出に貢献しました。
プロのキャリアをスタートさせたグランパスではチーム得点王に輝くこと3回。
順風満帆のサッカー人生を送ってきました。
精力的に走り込みを行う永井選手(沖縄・南風原町、1月)
昨シーズンはわずか4得点
ところが、昨シーズン。
「昨シーズン後半はなかなか点が取れなかった」(永井選手)
連戦が続いた夏以降、体力面での消耗が激しく8月からはノーゴール。
シーズンわずか4得点に留まりました。
課題克服へ、今年の沖縄キャンプでは精力的に走り込む姿がありました。
「しっかり体を1シーズン戦える準備をすることを意識している」(永井選手)
決定力のアップにも、余念がありませんでした。
プライベートでは3人の子どもの父親の永井選手
3人の子どもたちにとって自慢のパパ
15日、リーグ開幕を前に家族と訪れたのは行きつけの焼肉屋です。
長男・琉大くん(10)、長女・藍悠ちゃん(8)、次女・薫雅ちゃん(2)の3人の子どもたちにとって永井選手は自慢のパパです。
「パパみたいなサッカー選手になりたい。異次元のスピード。パパが携帯ゲームに出てくるのがすごい」(長男 琉大くん)
子供たちが望むのはかつてのように得点を量産する雄姿。
「いっぱい見たい今年は」(長男 琉大くん)
「昔パパがゴールをいっぱい決めていて、喜んでる姿が笑っててカワイイ。あと決めポーズが面白い」(長女 藍悠ちゃん)
今季の意気込みを語る永井選手
「数字にこだわってスタートダッシュを切りたい」
いよいよ、23日に開幕する新シーズン。
34歳のベテランが、全速力で駆け抜けます。
「ゴールだったりアシストだったり数字にこだわってスタートダッシュを切りたい。勝つところを見せたい」(永井選手)
(2月22日15:40~放送メ~テレ『ドデスカ!+ じもスポ!』より)