市バスで運賃徴収ができないトラブル　乗車賃は「次の乗車時に」　名古屋

名古屋市営バスに導入された新しい料金箱で25日朝から料金の徴収ができないトラブルが発生しています。

　名古屋市交通局によりますと、市バスに導入されている新しい料金箱で当日の一日乗車券を交通系ＩＣカードで購入できるなどの新機能の運用を25日から、1つの営業所の車両で始めました。

　ところが、新料金箱の新しいプログラムが適用されていない、それ以外の10の営業所のバスで始発前から料金箱の電源が入らず、運賃の徴収ができなくなっているということです。

「システム障害で精算の方はよろしいですという感じでした」「ほかの乗客のみなさんもクレームを言ったり理由を聞くこともなく、『あっそう』という感じ」（利用客）

　原因は調査中で午前11時半時点で復旧の見通しは立っていないということです。

　バス自体は運行していて、交通局では乗客に次の乗車時に料金を支払ってもらうよう呼びかけるとしています。