圧倒的な運動量と果敢な仕掛けが持ち味 名古屋グランパスのキーマン・久保藤次郎に迫る
2024年2月23日 17:02
23日開幕する「明治安田J1リーグ」。名古屋グランパスのキーマンとなるのが、愛知県岡崎市出身のドリブラー久保藤次郎選手(24)です。彼にとってグランパスは幼い頃からの憧れでした。
岡崎市出身、名古屋グランパスの久保藤次郎選手は、圧倒的な運動量と果敢な仕掛けが持ち味のドリブラーです。
去年の8月、J2の藤枝から移籍すると、シーズン終盤にはスタメンに定着しました。
幼い頃からグランパスに憧れの気持ちを抱いていました。
久保選手:
「トップチームだけでなくてユースだったりとか常に目指してはいましたけど本当にほど遠い存在だった」
ワールドカップで日本代表のキャプテンを務めた吉田麻也選手などを輩出したグランパスアカデミー。
その入団テストに久保選手は2度挑戦するも落選──
クラブの下部組織に入るエリート路線を歩むことができず、高校と大学はこの地方のサッカー部に所属し、力をつけていきました。
久保選手:
「正直、自分のレベルが足りていなかったっていうだけで、行ったところでどれだけ頑張れるか、どこに行っても絶対に負けたくなかったんで練習では人より努力してきたのかなと思います」
母親の手作り味噌で作った味噌汁やおかずを並べて「いただきます」
母親の手作り味噌が体をつくる
現在、一人暮らしをしている久保選手の夕食は毎日自炊です。
この日のメインは鶏のトマト煮です。
久保選手:
「ミックスビーンズと大豆。大豆はちょっと頑張って植物性のたんぱく質を取ろうというのと、ミックスビーンズは食材を頑張って使うため」
さらに、味噌汁は欠かさないといいます。
久保選手:
「味噌はお母さんが手作りをしてくれているんで、これをいつも使っています。食べ慣れた味。ずっとこれです」
毎日栄養のバランスを考え、たくさんの食材を使う献立を立てています。
久保選手:
「いただきまーす。おいしいです!外食になっちゃうと太っちゃったり、栄養が偏ったりとか、おかずの量も少なくなっちゃうんで、栄養っていう部分も(自炊で)補えている」
久保藤次郎選手
レギュラー目指して活躍を誓う
23日、開幕する新シーズン。
憧れ続けてきたクラブで目指すのは不動のレギュラーです。
久保選手:
「チームのためにとにかく走って、得点に絡むドリブルだったり、クロスだったり自分が点をとってもいいと思うので、チームの勝利に貢献できるようなプレーができればいいなと思います」
(2月23日15:40~放送 メ~テレ『ドデスカ!+』じもスポ!コーナーより)