町長の「少なくとも99のセクハラ行為」を認定　岐阜・岐南町の第三者委「即時の辞職を」

岐阜県岐南町の町長のセクハラ問題で第三者委員会は、少なくとも99のセクハラ行為を認め、町長について「即時の辞職」以外の選択肢はないと結論づける調査報告書を提出しました。

　小島英雄町長（74）は去年、女性職員の頭をなでたり、下着のラインが見えると指摘するなどしたとして、セクハラの疑いが指摘されていました。

　町は第三者委員会を設置して職員へのアンケートやヒアリング、町長に弁明を求めるなど調査を行ってきました。

　第三者委員会は27日、町に報告書を提出しました。

　報告書によりますと、小島町長は多数の女性職員に対してお尻を触る、背後から抱きつくなど少なくとも99のセクハラ行為が認められました。

　調査妨害もありました。

　また、職員に対し「懲戒」「クビ」「降格」と恫喝が日常的に行われるなどパワハラ行為もあったとしています。

　第三者委員会は町長について、「即時の辞職以外の選択肢はない」と結論付けました。

小島英雄町長：
「辞職の話はもうやめてくださいね。辞職に関する話はちょっと待ってくださいね。今は大事な時期なもので放り出して逃げるわけにはいかない」