岐阜・各務原市の有機フッ素化合物検出問題、市長が国に対策支援要請
2024年3月14日 19:40
岐阜県各務原市で水道水の水源から有機フッ素化合物(PFAS)が検出された問題で、市は、国に支援を求める要望書を提出しました。
各務原市の水道水の水源である三井水源地では、発がん性が指摘されているPFASの値が、3年前から国の定める目標値を超えていました。
市や県が行った水質調査では、航空自衛隊岐阜基地の周辺で高い数値が検出されていて、市は去年8月から濃度を下げる対策を行っています。
浅野健司市長は14日、防衛省を訪れ「原因特定のためには基地内の調査が必要になる」として、調査への協力や財政支援などを求める要望書を提出しました。
また、環境省に対しても、PFASを取り除くための技術支援などを要請しました。