岐阜・長良川で「水切り大会」 川面に投げた石が跳ねた回数を競う…優勝は22回!
2024年4月15日 16:45
岐阜市で地域の活性化につなげようと、長良川を活用してある大会が開催されました。
からっと晴れた13日の土曜日。長良川には多くの人たちの姿が。
集まっていたのは、石を川面に投げて、跳ねさせた回数を競う水切り大会の出場者たち。
実は今、「水切り」は“ただの遊び”ではなく、日本やアメリカ、ヨーロッパで国際大会が開かれる“競技”にもなっているんです。
「これが最強のSSクラスの石です。(表も裏も)両方どちらもいける」(愛知・東海市からの参加者)
「自分の周り(界隈)では結構飛ばす方だったんですけど大会出ると上には上がいる…」(大阪からの参加者)
今回の大会は、長良川を楽しむイベントとして商工会議所が企画したエキシビション大会。
北は北海道、南は広島まで、全国から約60人が集結しました。
さらに国際大会での優勝経験があり、その界隈では“水切り名人”として知られる橋本桂佑さん(32)も参戦しました。
名古屋市から参加した男性は2位を獲得
出場者の中には、打倒・橋本さんを掲げる名古屋市から参加した男性も。
「週1で練習しようかと思って、愛知の名古屋市内の矢田川でやっているんですけど全然環境が良くなくて。きょうは30回目指したいですけど、頑張ります」(名古屋市からの参加者)
6回投げ、最も多く跳ねた回数が記録となります。そして打倒名人をかかげる男性のの出番です。
記録は19回。目標の30回には届きませんでしたが、なんと名人・橋本さんに延長戦の末に勝利し、2位を獲得しました。
「長良川大好きです!」(名古屋市から参加した男性)
“水切り名人” 橋本桂佑さん
優勝したのは――
一方、優勝したのは22回を記録した、日本に留学中の中国人の男性でした。
橋本さんも、今回の結果には──
「しっかりいいものは投げられたのではないかと思う。ただ川の奥まで行ってしまい、回数が稼げなかった。川幅も広いし水もきれいだから、きれいな方が気分良くできるんですよね。きれいに跳ねるし、そういったところが長良川は水切り向きの川だと思います」(“水切り名人” 橋本桂佑さん)
(4月15日15:40~放送 メ~テレ『ドデスカ+』より)