1000万円以上の不正請求、食材費140万円分を過大徴収　愛知・一宮市の障害者向け施設を行政処分へ

障害者グループホームの大手運営会社「恵」が不正請求などを行っていた問題で愛知県一宮市が市内の事業所に対して、行政処分を出す方針を固めたことがわかりました。

　一宮市によりますと、市内にあるグループホーム「ふわふわ小信中島」では、おととし以降配置していない職員の分を請求するなどして、1000万円以上の不正請求がありました。

　また、利用者から食材費、約140万円分を過大徴収していました。

　これを受け、一宮市は、恵に対して6カ月間新規利用者の受け入れを認めない「一部効力停止」の行政処分を出す方針を固めたことがわかりました。

　市は弁明の機会を与え、その後、処分内容を決定するとしています。